こんにちは。マサツムです。
このサイトの目的はDTMのお役立ち情報を発信することです。
そのDTMの中で、作業を操作する中心のソフト「DAW」を説明しておかなくてはなりません。
今回は「DAW」を誰にでも分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「DAW」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
DAWとは?
DAWとは、Digital Audio Workstation(デジタル・オーディオ・ワークステーション)の略で、レコーディングの作業工程を、なんでもこなせるシーケンサーのことです。
雑誌や本をパソコンで作ることを、DTP(DeskTop Publishing)(デスク・トップ・パブリッシング)といいます。
本を制作のためには「In Design(インデザイン)」や、写真加工するための「Photoshop(フォトショップ)」や、イラストやロゴを作るための「Illustrator(イラストレーター)」をパソコン内で使います。
同じように音楽を作るために「DAW」や、音を加工するための「プラグインソフト」や、音を作るための「ソフト音源」をパソコン内で使います。
DTMには不可欠な音楽制作ソフトです。
このDAWのソフトによって、今までレコーディングスタジオで作業していたミキサー(卓)やアウトボード(エフェクト関係の機材)などがパソコン上で扱えて、ひと通りのレコーディングができてしまいます。
DAWは「ディーエーダブリュー」や「ダウ」と呼ばれます。
DAWでできること
DAWは機材の種類に分けると、シーケンサーの分類になります。
シーケンサーはもともと単体の機材で、データを「記録」するものでした。
シーケンサーとキーボードのようなデジタル楽器(MIDIコントローラー)をつないで自動演奏させたりしていました。
次第にキーボードにシーケンサーが付いているのが当たり前になり、現代ではパソコンでレコーディングまで完結できてしまうほどの進化をしてきました。
ミキサー(卓)
レコーディングスタジオで一番存在感をかもし出しているミキサー。
レコーディングエンジニアさんとスピーカーの間にある大きい機材です。
各トラックの楽器の音をひとつずつ調整することができます。
価格でいうと数千万円するものもたくさんあります。
これもパソコン上でシミュレートできます。
エフェクト
録音する時には、アウトボード(ハードウェア)のプリアンプやEQやコンプなどを通してミキサーに音信号を送ることがあります。
センドリターンでリバーブやディレイなどの空間系のエフェクトをかけたりします。
これらの実機は一台で自動車が買えるような価格のものがたくさんあります。
これもパソコン上でシミュレートできます。
音源ソフト/音源モジュール
レコーディングは主に楽器演奏を録音して、歌を録音して曲になります。
そして、たくさんの音数が入っている音源ソフトや音源モジュールの中から音色を選び、鍵盤などMIDIコントローラーを使って演奏して録音します。
それらすべてがパソコン上でシミュレートできます。
しかし、DAWにひと通りもともと付属しているのでとりあえず作曲・編曲は完成させることができます。
DAWの選択
昔はDAWソフトの選択肢があまりありませんでしたが、現在ではたくさんの種類があります。
DAWソフトによって操作性はもちろん、付属しているプラグインや音源ソフト、解像度やレイテンシーなども微妙に変わってきます。
使えるプラグインソフトも少し規制があったりします。
DAWの選択は重要ですが、やはり比較してみないとわからないところがあります。
全てを紹介しきれませんが代表的なものをあげてみました。
Cubase
一番人気のあるDAW。オールジャンルに強く、初めての方にオススメ。
Logic Pro
GarageBandと連動できるなど、Macユーザーに人気のあるDAW。
Pro Tools
業界標準のDAW。現場ではスキルが必須。波形編集がやりやすい。
Studio One
人気が急上昇している新世代のDAW。動作が軽い。
Ableton Live
リアルタイム録音に強い。EDM・DJなどのアーティストに人気。
FL Studio
日本では知名度は低いが、海外では人気。値段も安く、コスパが良い。
ま と め
僕は「Cubase」「Logic Pro」「Pro Tools」を使っていましたが、「波形の処理で音作りをすることが多い」「まわりで使っている人も多い」「使い慣れている」という理由で「Pro Tools」をメインで使っています。
どれも良いところがあって、MIDI編集をしていると「Cubase」の機能があったらなぁとか、プラグイン処理していると「Logic Pro」の純正のプラグイン使いたいなとか、「Logic Pro」の画面は見やすいなぁなど、いろいろ出てきます。
DAWはその人その人で使う用途も違ってくるので、どれが良いとか言い切れませんが、まずはひとつのDAWを使い慣れていろんなことを知ることが大切です。
今回は「DAW」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム