DTM音楽用語016「リバーブ」とは?

こんにちは。マサツムです。

リバーブ」は昔からレコーディングにとても重要な役割をしてきました。
現在のDTMにとっても、重要な基本のワードです。

リバーブは説明する項目がたくさんあるので、さっそく誰にでも分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。

リバーブ」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!

リバーブとは?

リバーブ(Reverb) とは、「残響音」のことをいいます。

お風呂で声が響くのも、カラオケなどでエコーをかけて声を響かせるのもリバーブです。
普段音楽を作っていない人でも、こういった場所でリバーブを経験しています。

昔はリバーブをレコーディングに使用する場合部屋チャンバー・リバーブ)や鉄板プレート・リバーブ)やバネスプリング・リバーブ)を使って、物理的に残響音を作っていました。

リバーブを表現するエフェクター、プラグインを正確には「リバーブレーター」といいますが、みなさん略して「リバーブ」といいます。

リバーブの種類と歴史

リバーブプラグインをよく使う人ならわかると思いますが、リバーブには種類がたくさんあります。
なんとなくどれがどんな残響音になるかがわかっている人は多いと思いますが、レコーディングでは状況によって使い分けた方が良いので
しかし、デジタルでの音楽がない時代ではリバーブはいろんな録音方法で作られていました。
歴史
をたどって当時どのようなリバーブの作り方をしていたのかがわかれば、プラグインパラメーターも理解しやすいです。

よく使われるリバーブの種類

Hall(ホール) コンサートホールの音の響き。「Small」「Medium」「Large」と分けられることが多い。綺麗な伸びがある残響音が特徴。クラシックなどの楽器にはもちろん合うが、DTMではバスやマスタートラックなどの複数の音をまとめる時に使われることが多い。
Room(ルーム) 部屋でとったような響き。短めの残響音で、ドラム、アコースティックギター、ピアノボーカルなど、存在感のあるパートに適している。
Plate(プレート) 金属製の大きな鉄板の間に音を出力してできた振動を拾って、残響音を作っていたプレート・リバーブのシミュレート。自然でしっかりとした残響音が作れて、あらゆる楽器に使われる。特にボーカルに使う人が多い。
Chamber(チェンバー) 昔、リバーブを作るために反射板などをいろんな角度で設置して作った、リバーブ専用の部屋のシミュレート。ナチュラルな残響音やデット感が得られていろんな楽器に使用できる。ドラム、ギターに使う人が多い。
Church(チャーチ) 協会など天井の高い建物の残響音のシミュレート。大きく反響音が伸びる響きでゴスペルやストリングスなどのリード音に使う人が多い。
Spring(スプリング)
ギターアンプによく付いているバネによって作られるリバーブ。「ビョン」や「チュン」のようなバネが振動する響き。ギター、ハモンドオルガンに使う人が多い。

人工的に作られたリバーブの種類

Reverse Reverb(リバース・リバーブ) 残響音は普通、減衰(げんすい)していくものに対し、「フワッ」っと増幅する残響音。
Gate Reverb(ゲート・リバーブ) リバーブの音を意図的に「スパッ」っと切った残響音。80年代にドラムのスネアにゲートリバーブをかけるのがものすごく流行った。
Echo(エコー) ディレイ(やまびこ効果)の混ざった残響音。カラオケのリバーブで使われている。

リバーブの調整に必要なパラメーター

リバーブに種類はたくさんありますが、調整するパラメーターはだいたい共通しています。

中でも大切な役割の項目を説明します。

Size(サイズ) 空間の大きさを調整。
Decay(ディケイ) 残響音の長さを調整。
PreDelay(プリディレイ) 初期反射音が鳴る時間を調整。
Early Reflections(アーリーリフレクション) 初期反射音の音の大きさを調整。
Mix(ミックス) 「Dry/Wet」を調整することで、元の音とリバーブのかかった音の比率を決められる。

細かく分けると各メーカーによって他にもパラメーターはありますが、基本は上記のパラメータを調整して作っていきます。

IRリバーブ

今回紹介したリバーブの種類以外のもので「IRImpulse Response)リバーブ」(インパルスレスポンスリバーブ)というものがあります。
「コンボリューションリバーブ」「サンプルリバーブ」とも呼ばれます。
これは全く使い方が違うリバーブで、実際に残響音を録った「情報データ」を元に残響音を生成するリバーブです。

そのため、かなりナチュラルリバーブ感を得ることができますが
CPUの負荷がとても大きく、ひと昔前のパソコンだとかなり苦戦していました。
そういった理由もありIRリバーブハードウェアのものを使う人が多かったです。

マイクをもう少し離して録ればよかったなぁ」という時など、IRリバーブはとても重宝します。

コンパクトエフェクター(ストンプ・ボックス)

ギターリストコンパクトエフェクターで「ディストーション」「コンプ」「EQ」「フランジャー」「ディレイ」に続いて欲しくなるエフェクターではないでしょうか?

ライブではディレイリバーブ空間系がとてもギターの雰囲気を作ります。

ま と め

リバーブは奥が深い分、たくさんのメーカーがいろんなタイプのリバーブを出しています。
DTMをしばらく続けていると、早い段階でプラグインはリバーブの良いものが欲しくなってくると思います。

たくさんのリバーブを使ってきましたが、リバーブは使用頻度が高いので、音が高品質で軽くてシンプルかつ使いやすいものがベストだと思っています。

僕がよく使っているものでおすすめは以下になります。

・ Valhalla DSP『Valhalla VintageVerb
・ FabFilter『Pro-R
・ OverLoud「BREVERB 2

今回は「リバーブ」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム