こんにちは。マサツムです。
今回はリバーブ・プラグイン、 Valhalla DSP『Valhalla VintageVerb』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
まずはひとこと。
音良し、操作性良し、コスパ良し、の3拍子!
特 徴
- セールは無いが常に安い
- シンプルなGUIでわかりやすく使いやすい
- すごく人気のあるシリーズ
使ってみた感想
リバーブの評価を調べると必ず出てくる「Valhalla VintageVerb」。
評判通り、優等生のリバーブ・プラグインです!
友人にも進められて、安いし試してみようという軽い気持ちでしたが、「えっ!すごい!」と感動したのを覚えています。
GUIがシンプルで高級感こそないですが、逆にそのギャップにもやられました。
シンプルで数値とかメモリが見えやすくてわかりやすいです。
右下にマウスを当ててドラックすればGUIの大きさが自由に変えられます。
これは地味に嬉しい機能です。
リバーブ選びではMODEが選べて、的確でイメージに持っていきやすいです。
若干アタックの残響音にチープさを感じますが、伸びる音はとてもキレイです。
18種類のMODE
Concert Hall | コンサートホール |
Bright Hall | 少し明るめのコンサートホール |
Plate | プレートリバーブ |
Room | ルームリバーブ |
Chamber | 自然なかかり方のルームリバーブ |
Random Space | 遅いアタックのワイドなリバーブ |
Chorus Space | コーラスがかかったワイドなリバーブ |
Ambience | 空気感のあるリバーブ |
Sanctuary | 初期のデジタルリバーブ |
Dirty Hall | 少し粗めなコンサートホール |
Dirty Plate | 少し粗めなプレートリバーブ |
Smooth Plate | 綺麗なプレートリバーブ |
Smooth Room | 綺麗なルームリバーブ |
Smooth Random | アタックがタイトな深いリバーブ |
Nonlin | ゲートのかかったようなリバーブ |
Chaotic Hall | 少し深みのかかったコンサートホール |
Chaotic Chamber |
少し深みのかかったルームリバーブ |
Chaotic Neutral | 深みかかったワイドなリバーブ |
質感を選べる「COLOR」
COLORは「1970s」「1980s」「NOW」の3つで用途によって使い分けられて便利です。
1970s
初期デジタルリバーブを再現。ダウンサンプリングで粗(あら)い感じの質感は重宝します。
1980s
1970Sよりも明るい質感。微調整でこちらも使用頻度は高いです。
NOW
一番透明感があり、伸びも綺麗です。なぜかこれだけ白と黒に色を変えれます。
パラメーターもひと目で全体が把握できて操作しやすいです。
プリセットも豊富で使いやすい!
ここまで全てにおいて優等生なリバーブですが、基本的に良いリバーブは重くてたくさん挿せないという欠点があります。
ですが、このリバーブ軽いんです。
最初にDAW付属以外のリバーブが欲しい方には、もってこいのリバーブだと思います。
Valhalla DSPのリバーブは他に「Valhalla Room」と「Valhalla Plate」があります。
どちらも人気シリーズです。
ディレイも「Valhalla Delay」が素晴らしいクオリティです。
ココが好き!
CPU負荷が軽い!
シンプルでわかりやすいパラメーター!
気になった点…
海外のサイトでの購入なので、慣れていない人はインストールまでがむずしいかも…。
ルーム系の音質は少し安っぽく感じるかも…。
こんな方にオススメ!
- 安くていろいろ使えるリバーブが欲しい
- DTMerなら持ってて損はない
ま と め
まとめると、やっぱり「音良し、操作良し、コスパ良し、CPU負荷軽い!」です。
音質の良いものはどうしても高額になってしまいますが、このリバーブは安いのに質が良いです!
リバーブは各DAWに付属で必ずついているプラグインですが、DTMを長くやっていくと、もっと良いリバーブが最初に欲しくなります。
そんな方にバッチリなリバーブです。
これがあれば当分リバーブは充実すると思います。
まだまだ紹介できていない機能はもちろんたくさんありますが、今回はリバーブ・プラグイン『Valhalla VintageVerb』の簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム