DTM音楽用語117「フランジャー」とは?

こんにちは。マサツムです。

ギターの楽しさは、演奏するだけではなく、音作りにもあると思います。

その音作りを楽しめるのが、エフェクターですが、中でも人気のある「フランジャー」を、今回はわかりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。

フランジャー」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!

フランジャーとは?

フランジャー(Flanger)とは、位相をずらし、うねりを作り出すエフェクターのことをいいます。

調整の仕方で、ゆったりしたかかり方をしたり、金属的なかかり方をしたり、インパクトのある使い方ができます。

激しくかけると「ジェットサウンド」というジェット機の音のようなサウンドになり、80年代に使用していたアーティストがたくさんいました。
ホワイトノイズフランジャーを激しくかけると、本物のジェット機のようなになります。

フランジャーとフェイザーの違い

フランジャー位相ズレ遅延を作ってを変化させるためどうしても音痩せしてしまいます。
しかし、独特なコンプ感で世界観を表現することができます。

似たような音が作れるエフェクターに「フェイザー」がありますが、こちらは遅延によるズレではなく、周波数の異なる位相を干渉(かんしょう)させてうねりの作るので、しくみが違います。
カッティングなど、歯切れの良い演奏はフェイザーの方が向いているかもしれません。

フェイザーの音作りはしくみでいうと、レスリースピーカーのしくみです。

DTM音楽用語106「レスリー・スピーカー」とは?

フランジャーの使い方

さりげなくかけるだけでも雰囲気を作れて、ギターリストには重宝します。
歪んだサウンドとも相性が良く、世界観のある音作りができます。
上記で書いたように激しくかけて「ジェットサウンド」を作れば、効果音にも使えます。

音作りのパラメーター

メーカーによって呼び方が違いますが、よくあるパラメーターは以下になります。
重要なパラメーターは「Rate」と「Depth」で、ツマミの少ないタイプのものはこの2つだけのものもあります。

Rate(レート)/Speed(スピード)

揺れの速さを調整

Depth(デプス)/Width(ウィドゥス)

揺れの深さを調整

Feedback(フィードバック)/Regeneration(リジェネレーション)/Resonanceレゾナンス)

揺れ方のクセを調整

Manual(マニュアル)

効果の高さを調整

人気のフランジャー

シンプルで扱いやすく人気のあるMXRのアナログフランジャーです。

定番のBOSS 「BF-2」の進化版。
スイッチの切り替えで、ジェットサウンドやBF-2のサウンドも作れます。

歴史が長く愛用している人も多いフランジャーです。

ADAのフランジャーはジェットサウンドを作れるフランジャーとして、とても人気があります。

「ヴァン・ヘイレン」のギタリスト、エドワード・ヴァン・ヘイレンとのコラボのフランジャー。
ボタン一つでジェットサウンドに。

フランジャーには、BBD(Bucket Brigade Device)素子を使って作り出す、暖かなサウンドの「アナログフランジャー」と、金属的なサウンドを作り出せて、効果音など遊び心のある音まで作れる「デジタルフランジャー」があります。
それぞれ音質が違うので、選ぶ時にどちらのタイプかチェックしてみてください。

いろんな楽器にも使われるフランジャー

フランジャーギターで使うことが多い印象ですが、シンセでも音作りの段階でよく使われています。

エレピにもよく使われます。
ローズなど、うねりがとても良い雰囲気を出してくれます。

ベースドラムもそこまで使用頻度はありませんが、少しスパイス的な要素で使われます。

ベース

位相のズレでどうしても音痩せしてしまうので、ソロなど遊びのところで使ったりします。

ドラム

うねりはスネアの2拍4拍にランダマイズ感を出し、ハットを揺らして世界観を作るという使い方もできます。

ま と め

ギターの音作りはとても楽しいです。

フランジャーは特に弾いていて楽しいし、アレンジにも効果的に使えます。

機会があればぜひいろんなタイプのフランジャーを試してみてください!
良い作曲のアイデアが見つかるかもしれません。

今回は「フランジャー」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム