こんにちは。マサツムです。
DTMを始めたくても、何から揃えていけば良いかわからない人は多いと思います。
そしてとりあえずの機材は揃えても、ライセンスの方法でつまずき先へ進まない人がたくさんいます。
今回は、「iLok」を、わかりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「iLok」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
iLokとは?
iLok(アイロック)とは、DAWやプラグインなどのソフトを、使用できるようライセンスを管理するもののことをいいます。
実機のハードウェアとは違い、DTMでソフトを使用する場合にはライセンスが必要になります。
iLokは長きにわたってライセンス管理をしてきたので、世の中にiLokが必要なソフトがたくさんあります。
基本はUSBのiLokキーにライセンスデータを記録していきますが、パソコン本体やクラウド上で管理できるものもあります。
iLokキー
基本的にはiLokキーというUSBにライセンスデータを記録していきます。
USBといっても普通のUSBメモリーではなく、ライセンスデータだけ記録できる専用のUSBメモリーです。
そのiLokキーがないと使えないソフトがたくさんありますが、他のパソコンにソフトがインストールされていれば、iLokキーを入れ替えるだけでソフトを使用することができます。
iLokキーの初期は、大きくて少しオモチャっぽさもあり、ノートパソコンで使用するときは安定性も悪かったです。
「iLok 2」になってUSBメモリーのように小さくなり、とても扱いやすくなりました。
現在「iLok 3」になってさらに小さくなり重厚感もあります。
iLok License Manager
iLokの管理をするにはiLokのIDを作って、「iLok License Manager」というアプリが必要です。
iLok License Managerを使って「iLokキー」「iLokクラウド」「パソコン本体」にライセンスデータを記録します。
どのデバイスにライセンスを記録するかは、ソフトによって変わってきます。
そして、ソフトによってライセンスの取得方法が少し違ったり、ほとんどが英語のサイトからiLokにライセンスの情報を送らなくてはいけないので、ここで初めての人はつまずいてしまうと思います。
iLokの保険「Zero Downtime」
iLokが壊れてしまうと、アメリカの本社に送り戻ってくるまで約2週間かかります。
その間はライセンスが必要なソフトは使えません。
作業途中で締め切り前だと、一瞬で絶望的な状況になってしまいます。
そんなときのためにiLokには「Zero Downtime」という保険があります。
予備のiLokキーを用意して、そのキーで臨時的にライセンスを使えるようにしてくれます。
年間30$になっているので、音楽を仕事にしていて、iLokなしでは作業できない方にオススメです。
ま と め
僕はまだiLokキーが壊れたことも無くしたこともないですが、壊れたときのことを考えるとゾッとします。
iLokはとても大切です。
良く抜き差しして他のパソコンと使い分けをしているので、「iLok」だけはなくさないように過保護に扱っています。
今回は「iLok」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム