こんにちは。マサツムです。
今回はテープ・マシン・シミュレーター・バンドル、IK MultimediaのT-RackS 5『Tape Machine Collection』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
『Tape Machine Collection』まずはひとこと。
好みのビンテージサウンドが見つかる!
「Tape Machine Collection」の 特徴
- アナログ・テープマシンを象徴する4機種を集めたプラグイン・バンドル。
- いろんなタイプのアナログ・テープの特有サチュレーション・質感を再現できる。
- 人気のIK Multimedia「T-RackS」シリーズ。
「Tape Machine Collection」を使ってみた感想
今回紹介するのはIK Multimediaの『Tape Machine Collection』という、アナログ・テープ・マシンをコレクションしたプラグイン・バンドルです。
DTMでは良くも悪くもデジタル感があります。
バンド・サウンドなどは特に、耳につくデジタル感はみんな共通して和らげたくなるところです。
それを解消するための方法はいろいろありますが、よく使われる方法はテープ・シミュレーターを通す方法です。
他にもドラム・バスに使って迫力のあるサウンドにしたり、ギターをカッコ良くそして聴き心地の良いサウンドにしたり、ボーカルを暖かみがありパンチのあるサウンドにしたり、2mixに一体感をもたらしたりなどなど、DTMにはとても便利なツールです。
各メーカーからいろんなテープ・シミュレーターが出ていますが、みなさん積極的に使っています。
僕は昔からwavesの『J37 Tape』をよく使っています。
サチュレーションが効いた派手なサウンドからナチュラルなサウンドまで作りやすく大体それを使っています。
しかし、今回 『TR5 Tape Machine Collection』を使ってみて、操作的にも音質的にも非常に使いやすかったので、今後はこちらの方が使用頻度は上がると思います!
こんにちは。マサツムです。 今回はテープ・サチュレーション・プラグイン、wavesの『J37 Tape』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました! まずはひとこと。 質の良いテープ・シミュレーター[…]
4機種のテープ・マシンをモデリング
『Tape Machine Collection』には4つのモデリングされたテープ・マシンが入っています。
古いビンテージ機種から80年代の音楽を支えてきたものまで、テープ・マシンのサウンドを広く味わうことができます。
Tape Machine 440
モデル Ampex 440B
1960年代後半から、数々のアメリカン・サウンドを生産。
ビンテージサウンドを作りたいときはこちら。
Tape Machine 80
モデル Studer A80 Mk II
1970年から1988年にかけてヨーロッパで活躍したマシン。
定番のテープサウンドが欲しい場合はこちら。
Tape Machine 99
モデル Revox PR99 Mk II
1980年代に製造され、放送業界やクラシック音楽のスタンダード。
クリアなサウンドでテープの質感を求めるときはこちら。
Tape Machine 24
モデル MCI JH24
1980年に製造され、80年代のアメリカのスタジオで定番機種。
濃厚できらびやかなテープの質感を求めるときはこちら。
「Tape Machine Collection」を使い方
4つのプラグインはありがたいことに、パラメーターが共通になっています。
それぞれの効果を紹介します。
「250」サチュレーションが強めにかかる
「456」定番のテープらしいサウンド
「499」クリーンなテープサウンド
「GP9」テープサウンドを強めた、よりパンチのある音
「7.5 – 15」「15 – 30」とありますが、回転数が低い方が低音がしっかりと出て、回転数が高い方が高域が強調されます。
ココが好き!
音質が良い!
いろんなタイプのマシンが試せる!
単純に音作りの質が上がる!
気になった点…
ワウ・フラッターなど細かく設定したい時も…。
こんな方にオススメ!
- ミックス・マスタリングまでする人
- いろんなテープ・サウンドを試したい人
- レコーディングが好きな人
- IK Multimediaが好きな人
『Tape Machine Collection』の まとめ
まとめとしては
といったところでしょうか?
完全制覇というと大げさですが、この4機種があれば充分テープ・サウンドは堪能できると思います。
僕はビンテージサウンドはwavesの『J37 Tape』で対応できると思いましたが、パンチが出て音質がグッと持ち上がる『Tape Machine 24』がとてもお気に入りです!
今回は、「Tape Machine Collection」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム