こんにちは。マサツムです。
DTMをやっている人なら一度は聞いたことのある2mix。
とにかくDTMでは2mixだらけです。
今回は「2mix」を、わかりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「2mix」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
2mixとは?
2mix(ツーミックス)とは、 マルチトラックのデータを、左の音声(L)と右の音声(R)の2チャンネルにまとめたステレオデータのことをいいます。
世の中の楽曲のほとんどが、ステレオの2mix状態のデータということになります。
DTMをやっていると、この2mixという言葉のやりとりがたくさん出てきます。
DAWでたくさんの楽器を録音して、たくさんトラックを作って作業するのも、最終的に2mixを作るための作業です。
ミックスダウン(トラックダウン)でマスタリング前の2mixを作って、マスタリングでCDプレス前の最終2mixを作ります。
ネット上にあげる楽曲データも2mixデータです。
5.1chサラウンドのデータは2mixではなく、5.1chミックスデータになります。
2mixの作り方
DAW上のたくさんのトラックをステレオ2mixデータにする場合、バウンスという機能を使います。
バウンスする時に解像度やファイル形式、「mp3」「wav」などを選択して書き出せば、2mixのデータが作成できます。
モノラルを選択すればモノラルデータで書き出せます。
音質を落とすことなく、データのやりとりをする場合は「wav」で書き出すのが一般的です。
最終楽曲データを渡す時もwavデータの2mixを送ります。
ステムミックス
アレンジャーの方にリアレンジしてもらう時、「簡単でいいのでステムで下さい」と頼まれることがあります。
ステムミックスの例
- ドラムキットをLRにパンニングした2mix
- ベースのモノラルデータ
- ギターをそれぞれまとめたデータ
- シンセをそれぞれまとめたデータ
- ストリングスをまとめた2mix
- ブラスをまとめた2mix
- 効果音をまとめた2mix
- コーラスをそれぞれまとめたデータ
- ボーカルのモノラルデータ
簡略すれば5〜10くらいにできます。
自分のミックス前にステムミックス
コンプをかけ録りするかしないかという考え方にも似ています。
膨大な量のトラックをトラック同士でまとめるほうが悪いバランスになったりします。
ま と め
2mixはDTMでは大変よく使う言葉ですが、始めたばかりの人にたまに質問されるので取り上げてみましたが、ステムミックス中心の記事になってしまいました。
たくさんの想いがこもった演奏や歌が楽曲になり、LとRの2mixに収められてきたと思うと、楽曲は進化しても音楽の基本の大切なところはずっと変わらないんだなと感じます。
今回は「2mix」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム