こんにちは。マサツムです。
今回はテープ・サチュレーション・プラグイン、wavesの『J37 Tape』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
まずはひとこと。
質の良いテープ・シミュレーター・プラグイン!
『J37 Tape』の 特徴
- 60年代のアビーロード・スタジオに常設されたJ37テープマシンのモデリング。
- テープのタイプを3つから選べる。
- wavesの「Abbey Road Collection」の中に入っているプラグインのひとつ。
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使ってみた感想
今回紹介するのは、wavesのAbbey Road Collectionの中に入っている『J37 Tape』というテープ・マシンを再現したプラグインです。
テープ・シミュレーターのプラグインはいろんなメーカーから出ていますが、このプラグインは、60年代のアビーロード・スタジオに常設された「J37テープマシン」で古いタイプのものになります。
ビンテージ感のあるサウンドにするには、とても適しているプラグインです。
ちなみにさらに古いタイプの「Ampex 350/351」をモデリングしたテープ・サチュレーター・プラグインは、同メーカーwavesの『Kramer Master Tape』になります。
こちらはもっとビンテージ感が強く、どうしても音痩せしてしまう印象がありますが、『J37 Tape』は音の芯もしっかりしていて、現代のサウンドにも扱いやすいテープ・プラグインだと思います。
使い方
❶「FORMULA」・・・テープのタイプを「EMI tape type 888/811/815」から選ぶことができます。
❷「SPEED」・・・テープスピードを切り替えられます。
「7.5」は低域がしっかりして、「15」は高域が少し強調されます。
❸「IN/OUT」・・・入出力信号を調整します。
ここの音圧をどれだけ突っ込むかでサチュレーション感が変わってきます。
リンクを入れればINとOUTが反対の動きで出力音量を一定に保ってくれます。
❹「BIAS」・・・磁気テープの歪み具合の切り替えができます。
歪み具合を低域から高域へ音質を設定できます。
❻「MODELED TRACKS」・・・テープのどのトラックに録音するかを再現しています。
「2」低域寄り、「3」高域寄りになり、「2+3」でステレオの広がりを強調します。
❼「WOW/FLUTTER」・・・テープによる音の揺れを作れます。
極端な設定もできます。
❽「NOISE」・・・実機特有のノイズを再現できます。
❾「SAT」・・・サチュレーションを加えることができます。
INPUTとは違う歪みを作ることができます。
❿「DELAY」・・・ディレイ効果を作ることができます。
「SLAP/FDBK/PING PONG」からディレイのタイプを選択できます。
「HP/LP」でディレイをハイパス・ローパスも出来ます。
「MODE」でインサート用に使うか、センドリターン用に使うかを選べます。
ココが好き!
テープ・シミュレーションの中でも音質が良い!
ディレイが普通に使える!
GUIがかっこいい!
気になった点…
特にありません…。
こんな方にオススメ!
- ロックサウンドが好きな人
- アナログサウンドが好きな人
- アビーロードスタジオが好きな人
『J37 Tape』の まとめ
まとめとしては「デジタルサウンド臭さを解消するにはやっぱりテープ・サチュレーター・プラグイン」といったところでしょうか?
軽くかけて絶妙な心地よさも狙うも良し、サチュレーションとフラッターとディレイで大げさなかっこいい音作りも良し、というようにいろいろ遊べるアイテムです。
今回は、「J37 Tape」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム
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