DTMの始め方02 〜準備編 効率のよくなる機材〜

DTM DTM上達法、始め方とは

こんにちは。マサツムです。

DTMを始めようとしている人に向け何回かに分け、わかりやすく記事にしようと思います!
第二回目は「準備編 効率のよくなる機材」です。

作業効率を良くするために!

第一回目準備(基本)編で記載した

  • PC
  • DAW
  • オーディオインターフェイス
  • スピーカー or ヘッドホン

上記を揃(そろ)えると、とりあえず一曲完成まで作れますが、追加すれば作業効率が上がるものはたくさんあります。
全てを紹介しきれませんが、いくつか紹介していこうと思います。

① MIDIキーボード

音をデータにする場合は、録音して波形(オーディオファイル)にする方法と、打ち込んでMIDIデータ(MIDIノートにする方法があります。
MIDIデータにする場合はキーボードがあると鍵盤(けんばん)を弾ける人はもちろん、弾けない人もマウスで作業するより断然効率がアップします!
鍵盤数はだいたい「25鍵」「32鍵」「49鍵」「61鍵」「88鍵」に分かれます。
ドラムをMIDIキーボードで打ち込むという使い方もあるので、自分の作曲スタイルに合わせて選ぶことをお勧めします。

25鍵 or 32鍵

持ち出して利用したい。
作業スペースを確保したい。
ドラムを鍵盤で打ち込んだり、片手でメロディを入れる程度の使用。

49鍵

両手で弾いてリアルタイム録音したいけれど、作業スペースを確保したい。

61鍵

作業スペースがあり、両手で弾いてリアルタイム録音したい。

88鍵

ピアノと同じ鍵盤数で弾きたい。(ピアノ演奏を主体とする人はピアノタッチのものをお勧めします)

② ソフト音源 & プラグイン・エフェクト

DAWに最初から付いているソフトである程度の音色は作れますが
作っていくと、より本格的な音色が欲しくなってしまいます。
たくさんの人がまず最初に、ドラム音源が欲しくなると思います。
それからストリングスブラスシンセ …のように次から次へと欲しいものが増えていきます。
そこでオススメなのが、音色エフェクターなどがセットになっているマルチ音源ソフトプラグインバンドルです。
有名なところを紹介します。

Native Instruments「KOMPLETE」

初めて追加のプラグインを求める人には超オススメ。
とにかくたくさんの音色が入っています。
ドラムから生楽器、シンセ、プラグイン・エフェクトまでほぼ揃ってしまいます。
グレードは「ULTIMATE」を購入すれば当分音源ソフト、プラグインに困ることはないと思います。

Spectrasonics「Omnisphere」

シンセを扱う音楽を作る人にはとても重宝します。
プリセット音色数が多く、シンセ系の音ならイメージの音を見つけられると思います。

reFX「Nexus 3」

現代風のシンセの音に強いです。
好きな音色を購入追加してカスタマイズしていけば頼りになるアイテムになります。
音色選び。エディットもとてもわかりやすいです。

IK MULTIMEDIA「SampleTank」

こちらはソフト音源の人気シリーズ。
シンセ系の音は少し弱いかもしれませんが、生楽器の音はとても気持ちいいです。
オーケストラ、民族楽器などにも強いです。

IK MULTIMEDIA「T-RackS」

こちらはプラグイン・エフェクトの人気シリーズ。名機と呼ばれるモデルのEQコンプがたくさんあります。
MIXの強い味方です。

③ 外付けドライブ・ストレージ

ソフト音源・プラグインなどが溜まっていくと膨大な容量になっていきます。
そのままパソコン内のストレージに蓄積していくと、圧迫されて動きの悪さやフリーズの原因になります。
そこで音色のデータは外付けHDD(ハード・ディスク・ドライブ)に移して作業するのがオススメです!
音色のデータは素早く読み込めた方が作業効率は当然上がるので、最低でも回転数7200rpmHDDが良いです。
価格は上がりますが、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)の方がさらにストレスなく作業が進められます。

④ 音素材(楽器の音やループ音源など)

ループ素材とは、数小節で作られているオーディオファイルフレーズ素材のことです。
ループ素材を使って曲を作るアーティストはたくさんいます。
特にHIP-HOPなどはループ素材で作られることが多いです。
素材を切って貼ってのパズルのように組み立てて、1曲にします。
リズムラフを作る場合も便利です!

音素材を管理できるソフトなどもあり、イメージの素材を探し出すのも簡単にできるので、たくさん持っていると作曲作業するにあたって心強いです。

ま と め

今回は準備(オプション)編でした。
まだまだ便利な機材はあげればキリがないですが、また次回特集を組んで、まとめてみようと思います。
DTM作業に慣れてきたら、どんどん自分にあったオプションを追加していけば良いと思います。

次回は曲作り編で、DTMでの曲作りの手順を紹介したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム

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