こんにちは。マサツムです。
今回からDTMを始めようとしている人に向けて何回かに分け、わかりやすく記事にしようと思います!
第一回目は「準備編 必要な機材」です。
DTMとは…
DTMとは「Desk Top Music」(デスク・トップ・ミュージック)の略で、パソコンを使用して音楽を作成することを言います。
しかし、これは和製英語で、英語ではコンピュータミュージックと言います。
録音機材を使って家でレコーディングをすることを「宅録」と言いますが、最近ではほとんどの人が、DTMで高品質な音楽を作っています。
① P C
まずはこれがないと始まりません。
パソコンは大きく分けて「Mac」と「Windows」の2種類があります。
好みは人それぞれなので用途にあった方を選ぶのがオススメです。
音楽制作は映像編集ほどPCのパワーは使いませんが、スペックはできるだけ良い方がストレスなく作業が出来ます。
メモリは16GBは欲しいところです。
Mac
- カスタマイズなど自由度は少ないけれど安定性がある。
- デザイン性が良くクリエーターに好まれる。
- 値段は少し高め。
Windows
- 自由度が高く種類もいろいろ選べる。
- ビジネス的にもたくさんの人が利用している。
- 値段はリーズナブル。
② DAW
DAWとは、Digital Audio Workstation(デジタル・オーディオ・ワークステーション)の略で、DTMには不可欠な音楽制作ソフトのことです。
昔は選択肢があまりありませんでしたが、現在ではたくさんのソフトがあります。
全てを紹介しきれませんが代表的なものをあげてみました。
① Cubase
一番人気のあるDAW。オールジャンルに強く、初めての方にオススメ。
② Logic Pro
GarageBandと連動できるなど、Macユーザーに人気のあるDAW。
③ Pro Tools
業界標準のDAW。現場ではスキルが必須。波形編集がやりやすい。
④ Studio One
人気が急上昇している新世代のDAW。動作が軽い。
⑤ Ableton Live
リアルタイム録音に強い。EDM・DJなどのアーティストに人気。
⑥ FL Studio
日本では知名度は低いが、海外では人気。値段も安く、コスパが良い。
ここでつまづく人が多いですが、ライセンスをアクティベートする(使用権利を得る)には専用のライセンスキーUSBが必要になります。
代表的なもので「iLok」や「eLisencer」などがありますが、DAWによって異なるので公式サイトなどでよくご確認後にご購入してください。
③ オーディオインターフェイス
オーディオインターフェイスとは、パソコンに音を取り込むため、出力するための接続機器。
詳しくは、プリアンプ(音を増幅させる機材)とA/D・D/Aコンバータ(アナログとデジタルを変換する機材)をひとつにしたもので、DTMerが増えてきた昨今(さっこん)とても普及(ふきゅう)し、宅録で使用されています。
たまに、「A I/F」、「オーディオ I/F」、「A I/O(インプット/アウトプット)」、「オーディオ I/O」と略される場合もあります。
上記の略語があればオーディオインターフェイスと思っていただいて大丈夫です。
安い物から高いものまで種類もたくさんありますが、良いものになるにつれて音の解像度(音質の良さ)やレイテンシー(音の遅れ)の精度が上がります。
3万円以下でもDAWとセットのものもたくさんあるので、最初はこのあたりを狙ってもいいかもしれません。
値段別で有名なものをそれぞれ記載してみました。
〜3万円以下
- Steinberg/UR22c
- ZOOM/UAC-2
- Focusrite/Scarlett 2i2
〜5万円以下
- Steinberg/UR44C
- UNIVERSAL AUDIO/ARROW
- IK MULTIMEDIA/AXE IO(ギター録音に特化しています。)
〜15万円以下
- SRME/Babyface Pro
- UNIVERSAL AUDIO/APOLLO TWIN MKII QUAD
- MOTU/828
④ スピーカー or ヘッドホン
作った楽曲をより良く聴くために、スピーカーかヘッドホンは必要です。
全体のチェックをスピーカーで確認して、細かい部分はヘッドホンでチェックすると良いです。
近年はスマホなど小さなスピーカーで聴くリスナーが多いので、小さなスピーカーでのチェックするのもおすすめです!
スピーカーは家での作業は音量事情などもあると思うので、1〜5万円くらいのもので十分作業できます。
定番&人気のスピーカーとヘッドホンをいくつか以下に記載します。
スピーカー
ヘッドホン
ま と め
今回は準備(基本)編でした。
機材選びはいつまでたってもワクワクしますね!
今回紹介した
「P C」
「DAW」
「オーディオインターフェイス」
「スピーカー or ヘッドホン」
4つがあれば作曲・編曲がひと通り出来てしまいます!
ずっと使う物なので最初から良い物を選ぶか、始めることが大事ということでまずリーズナブルな物で買い揃えるか、こちらも人それぞれだと思います。
次回は準備(オプション)編で、作業効率がアップする物を紹介したいと思います。
まだまだ便利な機材はたくさんあるかもしれませんが、僕の経験上に基づき、まとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム
NEXT