こんにちは。マサツムです。
DTMで気持ち良く曲作りをするには、できるだけ環境良く整えたいです。
パソコンで作業するということはデジタル処理が必須になってくるので、このレイテンシーは常について回る悩みです。
今回は「レイテンシー」を誰にでも分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「レイテンシー」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
レイテンシーとは?
レイテンシー(Latency)とは、デジタル処理によって生じられる遅延(ちえん)のことをいいます。
遅れというよりデジタル処理の「反応時間」「待ち時間」という表現の方があっていると思います。
オーディオインターフェイスを通してギターや歌を録音をするときや、MIDIキーボードを使ってリアルタイム録音するときなど、実際の演奏よりも少し遅れてスピーカーやヘッドホンから聴こえてきます。
遅れ方の差はバッファサイズの設定によって変えることができますが、パソコンのスペックによっては無理な設定ができません。
レイテンシーの単位は「ms(ミリセカンド)=1/1000秒」で表記します。
レイテンシーの計算
これは5m位離れていると生じられる聴こえ方の遅れと一緒です。
バッファサイズの設定
その中でもバッファサイズを下げれば下げるほど、レイテンシーが少なくなりますが、その分パソコンへの負荷が大きくなります。
パソコンのCPUが無理をすると、再生して歪みやクリップ音が入ったり、止まってエラーが出たりします。
パソコンのスペックに合わせて、レイテンシーとバッファサイズを調整しなければなりません。
ま と め
ひと昔前と比べるとパソコンの性能は何倍も良くなり、レイテンシーによるストレスは驚くほど改善されています。
僕がDTMを始めた頃はパソコンのスペックも悪かったので、録音するときはプラグインをできるだけオフにして、ソフト音源を使うものはオーディオファイルに変換して、ギターや歌を録音するというのが当たり前でした。
今後どんどんパソコンが進化して、バッファサイズを下げてプラグインをたくさん使ってもサクサク動くようになればなぁと思います。
今回は「レイテンシー」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム