6分でわかる「サイドチェイン」とは?

こんにちは。マサツムです。

サイドチェインDTMをやっていてつまずく人がたくさんいます。
少しややこしく感じるかもしれませんが、うまくコントロールすれば格段に仕上がりが変わってきます

今回は「サイドチェイン」を誰にでも分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。

サイドチェイン」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!

サイドチェインとは?

サイドチェイン(Side Chain)とは、入力信号を切り替えて、その信号に合わせて音量コントロールすることです。

がぶつからないようにすることで音割れを防いだり、を聴きやすくする効果があります。
DTMミックス作業ではとても効果的技法です。

ダッキング効果のサイドチェイン

サイドチェインはいろいろ効果的な使い方がありますが、基本的なしくみはダッキング効果と同じです。

ダッキングとは、ボクシングダッキングと同じで、パンチをしゃがんで避(よ)けるように、が入ってきたらその分音量を下げる効果を言います。

よく使われるのがドラムキックバスドラ)ベースです。
この2つの低域は被ってしまうと、音割れ原因になってしまうことがあるので、キックの入るタイミングに合わせてベースサイドチェインをかけて音量を引っ込めるという使い方をします。
設定の仕方は、サイドチェイン専用のプラグインなどもありますが、コンプレッサーで設定することが多いです。
信号が入力されると、そのタイミングで圧縮する数値を設定します。
キックベースで設定する場合はまず、キックの出力をBus(バス)に割り当てます。
サイドチェインの使い方
ここではBus 15に割り当てました。
ベーストラックコンプを挿します。
鍵(カギ)マークの入力信号をBus 15にします。
サイドチェインの使い方
アタックが重なって欲しくないので、コンプアタックは最速にします
リリースも早めに調整します。
わかりやすくするために少し大げさにかけていますが、かける前とかけた後では波形がこのように変わります。
サイドチェインの波形
❶  ・・・キックの波形
❷  ・・・ベースの波形
❸  ・・・サイドチェイン後のベースの波形
処理後のベースキックアタックの箇所が音量が押さえられています。
これによってキックもハッキリ聴こえて低音が安定します。
他のパートでよく使うのは、の美味しい帯域(1〜2Khzあたり)上モノ(ギターピアノなどサイドチェインをかけてを聴きやすくするという使い方です。
が前に出てきて効果的です
サイドチェインの調整はやりすぎると、不自然になり聴きにくい楽曲になってしまうので要注意です!

ノリを作るためのサイドチェイン

上記で説明した、ぶつかる帯域コントロールする使い方の他に、サイドチェインノリを作るという使い方もします。
EDMなどでよく聴く、4ビートに合わせてうねるベースシンセです。

これもやり方は一緒でキックの4つ打ちを入力して、リリースを調整してグルーヴを作ります。

シンセサイドチェインをわかりやすくかけたので、かける前とかけた後を聴き比べてみてください。

 

サイドチェインかける前

サイドチェインかけた後
ま と め

サイドチェインコンプ自動コントロールも良いですが、ニュアンスが難しい時は、手でオートメーションを書くことも多いです。

うまく調整するのは時間がかかることもありますが、やる価値はあると思います。

今回は「サイドチェイン」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム