こんにちは。マサツムです。
コードを聴かせる方法は2つあります。
同時に響かせることと、分散させることです。
コードを分散させることでハーモニーをより美しく聴かせることができます。
ギターを始めたばかりの人は、最初はコードをジャガジャガ鳴らしてポジションを覚えていき、そして少しずつアルペジオを覚えていくんじゃないでしょうか。
今回は「アルペジオ」を分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「アルペジオ」って何をするの?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
アルペジオとは?
アルペジオ(Arpeggio)とは、和音の音をひとつずつ鳴らし、分散しながら聴かせる奏法のことをいいます。
「分散和音」ともいいます。
音階を聴かせながら、しっかりとコード感も出せて、アレンジでとても重宝する奏法です。
いろんな楽器でできる奏法です。
もともとアルペジオは「ハープを演奏する」という意味があるそうです。
アルペジオの効果
「CM9」「Am11」のコードを鳴らす
「CM9」「Am11」のコードをアルペジオ
「Bメロ」はアルペジオにしようとか、「サビ」の最後はアルペジオにしようとか、常にアレンジするときはアルペジオを意識していると、少しスムーズに進みます。
アルペジエーター
シンセにはアルペジエーターというとても便利な機能があります。
エディットの方法は、リズムマシーンのように時間軸で設定をして自動で演奏させることができます。
下の画像は1小節の中に16分音符が振り分けられています。
真ん中の段の「00」はピッチを設定できます。
一番下の段で「音を出す」「音を出さない」を設定します。
初期設定で音を出すと16分音符で一定の音を鳴らします。
それぞれの拍のピッチを設定して、音を出すか出さないかの設定をすると、以下のようになります。
設定した通りにアルペジオの奏法をしてくれるので、人間では演奏できないような奏法で演奏してくれます。
アルペジエーターによって、いろんなジャンルの表現の幅が広がりました。
しかしシンセを同期してアルペジエーターを使うように、演奏にバッチリ合わせて効果を作るのはなかなかむずかしそうですが、音作りのひとつとして効果的に使えそうです。
ま と め
音楽を作る上では切っても切れない奏法のアルペジオ。
きれいなアルペジオを弾けるギタリストは本当にうまいギタリストだと思います。
今回は「アルペジオ」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム