こんにちは。マサツムです。
DTMの作業は再生できないと何もできません。
一曲作るのに何回再生ボタンを押すんだろうと考えると、ストレスなく作業できる録音・再生をできる環境にしたいです。
今回は「トランスポート」を誰にでも分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「トランスポート」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
トランスポートとは?
トランスポート(Transport)とは、「運ぶ」「転送」するなどの意味で、DTMでは録音/再生/巻き戻し/早送り/スキップなどがまとまっているコントローラーのことをいいます。
常に再生しなければいけないので、操作しやすいところに開いて作業します。
宅録でDTMをしている人はギターやキーボードを録音する時、トランスポートやフェーダーのコントロールが困難になります。
そんな時に便利なのがショートカットキーやフィジカルコントローラーになります。
ギターを抱えながらマウスで狙いを定めてコントロールするより作業効率がとてもアップします。
トランスポートのショートカットキー
トランスポートのウィンドウは一般的にこのようなものになっています。(画像はProtoolsのものです)
録音/再生/巻き戻し/早送り/スキップなどをコントロールできるウィンドウですが、マウスでクリックして操作しますが、毎回だとストレスが溜まってしまいます。
そこで便利なのがショートカットキーになります。
トランスポートのシュートカットキーは、だいたいテンキーのボタン一つでコントロールできます。
protoolsのショートカットキー
0 | 再生/停止 |
1 | 巻き戻し |
2 | 早送り |
3 | 録音開始 |
4 | ループ再生のon/off |
5 | ループ録音のon/off |
6 | クイックパンチのon/off |
7 | クリックのon/off |
8 | カウントのon/off |
9 | MIDIマージ❇︎のon/off |
❇︎・・・「MIDIマージ」リアルタイムMIDI録音の重ね録り
トランスポートのシュートカットキーはを使うだけで、かなりの作業効率アップです。
人気のフィジカルコントローラー
ショートカットキーだけでもかなり便利ですが、フィジカルコントローラーを使えばさらに作業しやすくなります。
フィジカルコントローラーとはコンパクトなミキサーで、手元でトランスポートやフェーダーの操作ができる機材です。
安いものから高いものまですごく差がありますが、やはり値段に見合った精度の差が出てきます。
フェーダーの数が多いものは操作も把握もしやすいですが、DTMをしているといろんな機材が増えていくので、なかなかスペースの確保がむずしいです。
スペースがない人には、フェーダーがひとつでトラックの選択を切り替えて使用するタイプのものもあります。
打ち込みに便利なPADの付いたタイプのものもあります。
まずはそれぞれ自分にあったタイプのものを使用してみることをおすすめします!
ま と め
プラグインなどを買い足してDTMを作業現場をパワーアップさせるのも良いですが、自分の使いやすいフィジカルコントローラーをひとつ持っていればずっと使えるのでかなりおすすめです!
ミックス時もトランスポートのコントロールに大活躍します。
今回は「トランスポート」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム