こんにちは。マサツムです。
DTMを始めると最初の頃に覚えると思う用語のベロシティですが、やはりDTMではとても重要な用語になります。
今回はそんな「ベロシティ」を、わかりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「ベロシティ」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
ベロシティとは?
ベロシティ(Velocity)とは、デジタル音楽において音の強さを数値で表したものをいいます。
0〜127の数値で128段階で設定されています。
その数値によって音量を変化させることができます。
鍵盤の押す速さで音の強さを認識することから、英語の「速さ」の意味を持つベロシティと呼ばれています。
演奏のニュアンスをデジタルで表現するには欠かせない用語で、DTMを始めてすぐの段階で関わってくるパラメーターです。
ベロシティでニュアンスを表現
もちろんエレクトロミュージックではそういったバッキングもありますが、人間が拍を感じながら演奏すると強弱がつきます。
オートでベロシティをつける
DAWでベロシティをランダムにすることができます。
この機能でオートで人間味を出すことができます。
「ランダマイズ」や「ヒューマナイズ」といいます
ソフト音源によっては、とても良い感じでベロシティがランダマイズされるものもあります。
サンプリング音源
サンプラーなどで使われるサンプリングされている音源によって、ベロシティの弱い時と強い時に出力される音源が何段階かに分かれているものもあります。
ドラムのスネアなどはわかりやすいですが、ベロシティの弱い時は軽く叩いたサンプリングが出力されて、ベロシティの強い時は強く叩いたサンプリングが出力されて、それぞれその中で音量が調整されます。
これはソフトによって状況が変わります。
より自然なベロシティにするためには
より自然なベロシティ、演奏を音源ソフトで表現するには、MIDIコントローラーを使います。
MIDIコントローラーにはいろんな電子楽器がありますが、一般的に一番使われるのはMIDIキーボードです。
一台あればさまざまな楽器、打楽器までも鍵盤で演奏することができます。
鍵盤で打楽器系の演奏がむずかしい人は、MIDIパッドを使う人も多いです。
ま と め
ベロシティはDTM経験の長い人には当たり前の知識ですが、やはりデジタル音楽の核になってくる用語です。
ちゃんとベロシティをチェックして、調整するのは時間がかかりますが、やる価値はとてもあります!
今回は「ベロシティ」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム