T-RackS 5『CSR Inverse Reverb』80年代風リバーブを作れるリバース・リバーブ! 使ってみた・使い方レビュー

こんにちは。マサツムです。

今回はリバース・リバーブIK Multimediaの『CSR Inverse Reverbの使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!

CSR Inverse Reverb_使い方レビュー

『CSR Inverse Reverb』まずはひとこと。

独特な雰囲気を簡単に作れるリバース・リバーブ!

『CSR Inverse Reverb』の 特徴

  • 80年代風ロックドラムを演出する、リバース・リバーブのプラグイン。
  • IK Multimedia「T-RackS 5 MAX」のバンドルに収録。
  • IK Multimedia「CSR – Classik Studio Reverb」のバンドルに収録。

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使ってみた感想

今回紹介するのは、IK MultimediaT-RackS 5CSR – Classik Studio Reverbに収録されている『CSR Inverse Reverb』というプラグインです。

T-RackS 5に収録されているリバーブ系プラグインで、CSR – Classik Studio Reverbバンドルにも収録されています。
このバンドルには4つ定番リバーブが収録されています。

  1. Hall
  2. Plate
  3. Room
  4. Inverse

こちらのプラグインは面白い音作りのできるのリバース・リバーブです。

リバース・リバーブとは、その名の通りリバーブ逆再生になって原音に効果を加えていくリバーブですが、現在のポップスでもよく聴くことのあるリバーブ効果です。
80年代ドラムスネアにかけるのが流行しましたが、独特なサウンドで時代の雰囲気を作ることができ、ギターなど上物系にかけて雰囲気を作るという音作りにもよく使われます。

今回のCSR Inverse Reverb』は、そういったむずかしそうな効果もわかりやすく簡単に調整できる面白く便利なプラグインです。
深く極端な効果をつけると幻想的な音色を作ることができ、一気に曲の雰囲気を変えることもできます。
薄くかけてちょっとクセのあるリバーブのような使い方もできます。
設定によってはショート・ディレイのような使い方もできます。

CPU負荷リバーブの中ではそこまで重たくなく、安定して使えます。

追求するとパラメーターは複雑で分かりにくいかもしれませんが、「Easy」モードで充分イメージに近づけることができるので、使い慣れてから「Adv」モードパラメーターを調整していくという使い方で良いと思います。

基本的な使い方は同シリーズCSR – Classik Studio Reverb」に入っているプラグインと同じですが、今回のCSR Inverse Reverb』は少し特殊なパラメーターもあります

CSR Inverse Reverbの使い方

CSR Inverse Reverb_使い方レビュー

左下の「Easy」と「Adv」でモードを切り替えることができますが、まずは「Easy」モードで慣れることをオススメします。

ツマミを左から説明します。

MIX」・・・原音とリバーブエフェクト音の割合を調整します。

Diffusion」・・・リバーブ音の密度を調整します。

Rvb Time」・・・リバーブ音の減衰する時間を調整します。

Mid Slope」・・・リバーブ音のトーンを調整します。

Low Slope」・・・リバーブ音の低域を調整します。

Buildup」・・・リバーブの立ち上がりを調整します。

Buildup」の設定でリバースの効果がより強くなっていくので、「MIX」「Rvb Time」この辺りとの設定バランスで派手なエフェクト効果になっていきます。


Adv」モードに切り替えると、かなり細かくパラメーターが増えてきます。
しかし、リバーブで重要な項目も隠れているので使い慣れてきたらこのモードも調整できるようになった方が良いと思います。

CSR – Classik Studio Reverb」シリーズとパラメーターは若干違いますが、基本的に同じです。

I/O・・・ステレオ効果など、広がりを調整できます。

Time・・・Pre Delayは初期反射の間隔を決める、重要なパラメーターです。

Reverb・・・サイズ感やリバーブの質感など、さらに調整できます。

Color・・・ローカット・ハイカットの処理できるのは便利です。

Reflec・・・LRの反射音を調整できます。

CSR Inverse Reverb_使い方レビュー

CSR Inverse Reverb_使い方レビュー

CSR Inverse Reverb_使い方レビュー

CSR Inverse Reverb_使い方レビュー

CSR Inverse Reverb_使い方レビュー


そして、右にある4つのスライドフェーダーですが、こちらもまた面白い機能で、フェーダーで何を操作するかエディットすることで自分の扱いやすいカスタマイズが出来ます。
一つのスライダーで2つ以上のパラメーターをリンクさせたりできるので、こちらの機能は「Easy」と「Adv」モードをかなり理解した段階で設定することになると思います。
うまく設定すれば時短の調整ができると思いますが、僕はここの機能は使い込めていません。

Mod」ではモジュレーションをかける、LFOエンベロープの設定をカスタマイズできます。

CSR Inverse Reverb_使い方レビュー

CSR Inverse Reverb_使い方レビュー

ココが好き!

簡単にリバース・リバーブ効果を作れる!

特殊効果音的な使い方もできる!

気になった点…

初心者の方はパラメーターを把握するのがむずかしいかも…。

こんな方にオススメ!

  • 効果音をよく作る人
  • 80年代サウンドが好きな人
  • リバーブのパラメーターを覚えたい人
  • T-RackS 5が好きな人
『CSR Inverse Reverb』の まとめ

まとめとしては

「雰囲気を気軽に作れるリバース・リバーブ・プラグイン」

といったところでしょうか?

リバースリバーブを使うと一気に雰囲気を作ることができて、80年代のアレンジをする時には多用したくなりますが、このプラグインは簡単に作れて便利です。

今回は、IK Multimedia、T-RackS 5の中から「CSR Inverse Reverb」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!

マサツム

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