こんにちは。マサツムです。
今回はデジタルリバーブ、Native Instrumentsの『RC24 / RC48』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
まずはひとこと。
80年代デジタルリバーブなサウンドに!
『RC24 / RC48』の 特徴
- Native Instrumentsの人気バンドル「KOMPLETE」シリーズの中のプラグイン。
- 「Lexicon 224 」「Lexicon 480L 」を元に作られたデジタルリバーブ・プラグイン。
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使ってみた感想
今回紹介するのは、Native Instrumentsの『RC24/RC48』というプラグインです。
Native Instrumentsの人気バンドル「KOMPLETE」シリーズのULTIMATE以上のグレードの中に入っている、リバーブ/ディレイです。
Native Instrumentsのプラグインの中には、Softubeとの共同開発されたプラグインがたくさんあります。
このSoftubeとの共同開発シリーズがとても高品質で、評判通りとても良いソフトだと思います。
その中で、80年代のサウンドを作り続けた大御所のデジタルリバーブ「Lexicon 224」「 Lexicon 480L 」を元に作られたプラグイン『RC24/RC48』を紹介します。
「KOMPLETE」シリーズの中に含まれていて、かなり前からあるので持っている人も多いと思いますが、どうしてもリバーブというと、もっとナチュラルにかかる他のメーカーのものが注目されがちです。
しかし、このプラグインを触っていると、デジタルの残響音の感じが表現できて、音作りが面白くなってきます。
最初は残響音がリアルタイムで目で確認できるのに感動しました。
「RC24」の方は、中低域が濃くかかりながらも、フワッとデジタルな高域に広がる感じが特徴だと思います。
迫力のある低域や、金属的な響きも作ることができます。
なのでドラムにかけると、面白くてどんどん加工したくなってきます。
部屋鳴りのクールな空気感なども作れます。
「RC48」のサウンドは、もう少し繊細でナチュラルかつリッチな印象ですが、ディレイを使って面白い設定ができるのが特徴です。
ディレイを使えば打ち込み系のエレクトロなリズムにかけても、その時代で聴いたことのあるような面白いサウンドを作ることができます。
同じくレキシコン系のリバーブ・プラグイン、OVERLOUD『Breverb 2』を手に入れてからはそちらを使うことが多くなりましたが、80年代ポップサウンドを作る時はこのリバーブをガンガン使っていました。
使い方
簡単に説明すると「RC24」「RC48」どちらも共通して、画面下の左半分で残響音の調整をして、右半分で音質を作るという考えで良いと思います。
残響音は初期反射や、残響時間、残響のタイプなど、画面の「Spectrum」を見ながらフェーダー、ツマミを調整するとわかりやすく設定できます。
耳と目で確認できるのは安心できます。
音質では、低音のゴワゴワしたところや、高音のキンキンしたところが大きく変化していくので、聴きながら調整するとイメージにあった調整ができると思います。
上の「Room」「Hall」などの切り替えで、リバーブのタイプが大きく変わります。
液晶画面上の「Options」をクリックすると、リバーブタイプの質感や、入出力の設定がてきます。
「RC48」には「Pre Echoes」が付いていて、ディレイの設定が細かく調整できます。
設定によってLRに面白い効果を作ったり、機械的な金属音を作ったり個性のある音作りができます。
右上にはありがたい「Wet」「Mix」が付いていて、切り替えると原音とのパラレルコンプの調整ができます。
ココが好き!
作っていて面白い!
CPU負荷が軽い!
気になった点…
残響音がナチュラルではなく感じる時も…。
こんな方にオススメ!
- 80年代サウンドが好きな人
- ドラムに派手な空気感を演出したい人
『RC24 / RC48』の まとめ
まとめとしては「NIに隠れた、実は使えるデジタルリバーブ」といったところでしょうか?
個人的にはリバーブ感をつけるというより、音作りで使うことが多いです。
かけてみるとわかりやすく、面白くなってきます。
Native Instrumentsの人気バンドル「KOMPLETE」シリーズに入っているプラグインなので、持っている人は多いと思います。
しかし、エフェクト系のプラグインはNative Instrumentsのソフトを、あまり使わないという人が多いです。
Native Instrumentsは人気があるだけあって、プラグインの良いポイントは抑えてあります。
ひと通り揃っているので、使って特徴を確かめる価値はあると思います。
特に「Softube」との共同開発シリーズはいまだに使えます。
今回は、「RC24/RC48」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム
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