こんにちは。マサツムです。
DTMを続けていくと、より効率を良くするために機材をパワーアップしたくなってきます。
そして初期にDTMerが購入を悩む、『Native Instruments」(NI(エヌアイ)と略されることが多いです)の「KOMPLETE」シリーズという音楽制作ソフト総合パッケージがあります。
はっきりいってDTMに必要なソフトが全て揃います。
音源はシンセ、民族楽器、オーケストラ、ブラス、ストリングス、ドラム、ベース、ギター…、などなど、ほぼほぼ揃っています。
エフェクトも EQ、コンプ、リバーブ、ディレイ、サチュレーター…、などなど定番の名機モデルを抑えています。
僕がよく使う「Native Instruments」BEST 5!−エフェクト部門−
今回は「KOMPLETE」シリーズに入っているエフェクトに視点を合わせてランキングを発表したいと思います!
あくまでも、僕がよく使うランキングということでご了承ください。
「KOMPLETE」はついつい音源の方に目がいってしまい、エフェクト関係は他のメーカーを使いがちですが、実はとても優秀なものが揃っています。
ブラグインメーカー「Softube」の協力のもとに作られたエフェクターも多く、信頼性もあります。
それでは「Native Instruments」の僕がよく使うBEST 5 を紹介します!(2020年5月現在)
第5位 DRIVER
種類:ディストーション
ディストーションエフェクターですが、フィルターを使ってレゾナンスのコントロールでトリッキーな音色が作れます。
場面展開などでハッとするような効果音を入れたい時に重宝しています。
僕はよく、声を加工して効果音として使うことが多いです。
第4位 TRANSIENT MASTER
種類:トランジェントシェイパー
名前の通りトランジェントシェイパーで、アタックを目立たせてクッキリさせてくれるエフェクターで、サスティンの調整で空間もコントロールできます。
わかりやすく説明するとコンプの逆です。
コンプは大きい音を抑えて粒を揃えるという役目がありますが、トランジェントシェイパーは大きい音を持ち上げてパンチのある音にしてくれます。
他のメーカーにもたくさんあり色々使ってはいますが、この「TRANSIENT MASTER」はたった3つのパラメーターで使いやすい!
ドラムの各キットやギターのカッティングで少し輪郭をつけて存在感を出したいと思った時に使用しています。
第3位 VARI COMP
種類:リミッター/コンプレッサー
マスタリングスタジオでよく目にする、Manleyの「Variable Mu Limiter Compressor」通称バリミューといわれるコンプレッサーのモデリングです。
とてもナチュラルかつクリアで迫力のあるサウンドの味付けができます。
僕はドラムやギターなどのバスコンプとしてよく使っています。
ドラムバスに挿すと、気持ちの良い伸びともっちり感が出て好みの音が作れます。
少しCPU負荷が重いのが難点。
第2位 RC 24/RC 48
種類:リバーブ
「RC 24」と「RC 48」は個々それぞれ単体のプラグインですが、一緒にして2位にランキングしました。
レコーディングスタジオの卓の上によく乗っかっている、「Lexicon 224/Lexicon 480L」のデジタル・リバーブのモデリングです。
「Lexicon 224/Lexicon 480L」はデジタル・リバーブのリーダー的存在で、使えば80年代のデジタル音の質感に近づけられます。
僕は80年代Popのような楽曲を作る時にRC 24を使います。
画面でかかり具合がリアルタイムで見れて調整しやすいのが良いです。
第1位 PASSIVE EQ
種類:パッシブ・イコライザー
長年愛用しているプラグインとして、1位にランキングさせていただきました。
こちらもマスタリングスタジオでよく目にする、Manleyの「Massive Passive EQ」のモデリングです。
欲しいところ、いらないところをとてもナチュラルに調整できます。
ハイの成分、高い周波数帯も耳障りすることなくしっかり上がってくれます。
2mixを最後に一皮むけたような仕上がりにしてくれますし、MS処理もできるのでマスタリングでは重宝します。
購入をお考えの方に
Native Instrumentsのプラグイン購入をお考えなら、絶対に音楽制作ソフト総合パッケージ「KOMPLETE」シリーズのバンドルがオススメです!
今回紹介した5つも「KOMPLETE」シリーズに入っています。
ま と め
他にも「THE MOUTH」や「THE FINGER」や「SUPERCHARGER GT」や「REPLIKA XT」などもよく使います。
定番の「1176」や「LA-2A」や「dbx160」は他のメーカーのものを使うことが多いですが、こちらもすべて良いです。
たまに使ってみるといつも「いいね!」ってなります。
次回は「Native Instruments」ソフト音源のランキングを記事にしようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム