こんにちは。マサツムです。
DTMをやっていく上で、ギターが弾けるようになることは、大きな武器になります。
音源ソフトの進化で打ち込みの性能が上がってきていますが、ギターだけは未だに生演奏に敵(かな)いません。
ギターのテクニックの上達も大切ですが、DTMではギターの構造がレコーディングにおいて重要だったりします。
そして、パーツの役割を知ることはギター上達への近道にもなります。
「エレキギター」の各パーツを知る
エレキギターは電気楽器です。
楽器の作る振動を電気信号で増幅する楽器です。
そのための細かいパーツもエレキギターには付いています。
音作りに大きく影響するので、役割をしっかり覚えておきたいです。
ギター各パーツ「名称」と「役割」
❶ ボディ |
音の響きを伝えるギターの中心部。木の素材で音のタイプが変わってくる。メイプル、マホガニー、アッシュ、アルダー、バスウッド、ウォルナットなどたくさんの種類があり、軽い材質のものは軽やかな音がして、重い材質のものは重くズッシリした音の響きになる。 |
❷ ストラップピン |
ストラップを引っ掛けるところ。エンドピンとも呼ばれる。 |
❸ ブリッジ | 弦のエンドを固定するところ。弦高の高さやオクターブチューニングの調整などをここで行う。ボディに弦の響きを伝える役目も。 |
❹ ナット | 弦をヘッド側で支える箇所。材質もプラスチック、牛骨、オイル牛骨、象牙などたくさんあり、材質の違いで音の響きが変わってくる。 |
❺ ピックアップ |
弦の振動を電子信号にして出力できるマイク。ネック側から「フロント」「センター」「リア」と呼び配置によって音の拾い方が変わる。「フロント」は太く柔らかい音、「リア」は軽やかな軽い音になる。「センター」はその間の音。 |
❻ トラスロッド | 湿気や気温、弦の張りによって反ってしまったネックをトラスロッドで調整。ネックの中に一本の曲がったロッドが入っていて、回転させることによってネックの反りを整える。 |
❼ ピックガード | ピッキングによるボディの傷や塗装の剥(は)がれを防止するために貼られた薄い板。 |
❽ フィンガーボード(指板) | ネックに貼られた指が当たる板。ローズウッド、メイプル、エボニーなどの材質があり、指のタッチや弾きやすさ、音の性質が変わってくる。 |
❾ ストリングガイド | フェンダータイプのヘッドに見られる、弦の張りの弱さを補強するために付いているパーツ。 |
❿ フレット | フィンガーボードに埋め込まれた金属パーツ。音程の幅に合わせて並んでいて弦がここに当たって音程が変わる。 |
⓫ ペグ | ペグで回して弦の張りを変えてチューニングする。 |
⓬ トレモロアーム | ボディの裏でブリッジにバネが付いていて、バネの力を借りてこのアームで弦の張りを変える。それによってビブラートやチョークダウンの奏法ができる。 |
⓭ ネック | ボディとヘッドをつなぎ弦の張りを支える。ネックもいろんな素材で握った感触や音が変わってくる。ボディとネックがネジで組み合わせるものと、一本の木でできていて繋がっているものがある。 |
⓮ ヘッド | 大きく分けて「ギブソン系」と「フェンダー系」があるが、メーカーによって様々な形がある。ペグが取り付けられる箇所なので、音の伸びなどに影響してくる。 |
⓯ ピックアップセレクー | 音を出すピックアップを選択するレバー。ピックアップが3つの場合は5段階に分かれていることが多い。トグルスイッチとも呼ばれる。 |
⓰ コントロールノブ | ボリュームやトーンを調整できるノブ。ボリュームノブを使ってバイオリン奏法などもできる。 |
⓱ アウトプットジャック | ここにシールドケーブルを挿して出力するアンプなどにつなぎ音を増幅させる。 |
ま と め
今回はギターのイラストを元に各パーツを説明しましたが、ベースも基本は同じです。
パーツそれぞれの役割を知ると、確実に音作りに影響が出てきます。
名称、役割を確かめたいときにお役立てください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム
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