こんにちは。マサツムです。
今回はプレート・リバーブ、wavesの『Abbey Road Plates』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
まずはひとこと。
濃厚なリバーブ感に感動!
『Abbey Road Plates』の 特徴
- アビーロード・スタジオに常設された4つの伝説的EMT 140プレート・リバーブを再現。
- wavesの「Abbey Road Collection」の中に入っているプラグインのひとつ。
使ってみた感想
今回紹介するのは、wavesのAbbey Road Collectionの中に入っている『Abbey Road Plates』というアビーロード・スタジオ常設のプレート・リバーブを再現したプラグインです。
リバーブタイムの固定されているエコーチェンバーを補う形で、プレート・リバーブは導入されました。
プレート・リバーブといえば、プラグインのプリセットには必ず用意されているリバーブで、ボーカルのリバーブにとてもよく使われています。
ボーカルと相性が良く、伸びのあるナチュラルなリバーブが表現できます。
そして、そのプレート・リバーブ伝説のアビーロード・スタジオに常設された4つのEMT 140プレート・リバーブをシミュレートしたのが、この「Abbey Road Plates」です。
EMTプレートは、吊り下げられた一枚の巨大な金属板(プレート)と、両端から張られたバネによりステレオ・リバーブの効果を作り出します
それを再現した「Abbey Road Plates」は、本当によくできたプラグインで、CPUは重たいですが、リバーブの質感と設定の再現度がとても優秀です。
使い方
「CROSSTALK」・・・ステレオの広がりの調整を再現しています。
「PLATE SELECTOR」・・・4つのプレートの種類を選択できます。4パターン、画面のプレートの色が変わっていきます。
「DAMPER」・・・11段階でダンパーの位置を設定できます。実際の残響時間を調整していたダンパーを再現しています。メモリの数値はリバーブタイムということではありません。
「EQ」・・・「TREBLE」でハイを調整して、「BASS CUT」でローカットを設定できます。
「PREDELAY」・・・初期反射音を調整します。原音の質感に影響してきます。
「DRY/WET」・・・原音とエフェクトとのバランスを調整します。
「DRIVE」・・・サチュレーションを加え、リバーブに深みを加えることができます。
「ANALOG」・・・実機同様のハムノイズを加えることができます。
「OUTPUT」・・・出力信号を調整します。
ココが好き!
リバーブの伸びがとてもキレイ!
プレート・リバーブに特化しているこだわりがすごい!
気になった点…
仕方ないですが、重いです…。
こんな方にオススメ!
- プレート・リバーブをよく使う人
- いろんなリバーブを知りたい人
- アビーロードスタジオが好きな人
『Abbey Road Plates』の まとめ
まとめとしては「プレート・リバーブの仕組みが分かるシミュレーション・プラグイン」といったところでしょうか?
歌のかけると本当にキレイに乗ってくれます。
もちろん他の楽器にもかなり使えるので、DTMでミックスまでする人にはオススメです!
今回は、「Abbey Road Plates」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム