こんにちは。マサツムです。
FXというと、「チャート」や「FX取引」を連想してしまうと思いますが、音楽の作業中や現場でも「FX」というワードが出てきます。
今回は、「FX」を、わかりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「FX」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
FXとは?
FX(エフエックス)とは、エフェクトと同じ意味を持ちます。
外部のエフェクター(アウトボード)をミキサー(卓)につないでエフェクトをかける場合、AUX端子とチャンネルを使ってセンドリターンで効果をつけています。
ミキサーにはエフェクターが内蔵されているものもあり、FXと表記されフェーダーやつまみを使って調整します。
Effects(エフェクツ)の響きに似ていることから、略語としてFX(エフエックス)と表記されるようになりました。
ミキサーのFX
ミキサー内でエフェクトをかける場合、基本的にセンドリターンで効果をつけます。
方法はアウトボードを使ってかけるか、内蔵のエフェクターを使うかです。
AUX
AUXとは、「補助」や「予備」などの意味を持つ「auxiliary」(オグジュアリー/オグジリアリー)の頭文字で、「エーユーエックス」や「オックス」とよばれます。
意味の通り予備の端子でここを使って、モニターに信号を送ったり、アウトボードからセンドリターンでエフェクト効果を作ることのできる端子です。
FX
エフェクター内蔵のミキサーはたくさんありますが、エフェクトを調整するフェーダーも、エフェクトをかける各チャンネルのつまみもすべてFXと表記されています。
ミキサーに内蔵されているエフェクトは、いろんなタイプのリバーブが多いですが、コーラス、フランジャーなども入っています。
設定したエフェクトを各チャンネルでFXのつまみを使って、かかる量を調整していきます。
内蔵のコンプは単体になって調整できる場合があります。
音源ソフトのFX
音源ソフトを使っていても、「FX」は出てきます。
ミキサーと同じように、音源ソフト内でかけるエフェクトを「FX1」「FX2」という表記にして、それぞれにエフェクトを設定して、かかり具合を調整していきます。
トラックに自分の好きなプラグインでエフェクト効果をつけたい時は、「FX1」「FX2」をミュートして音源ソフトの後ろにインサートします。
パラデータでエフェクトを切って書き出さないといけない時は、音源ソフト内のFXもミュートしなければいけないので注意が必要です。
ま と め
FXという表記をいろいろ見かけるけど、どういう意味?という人が意外とたくさんいたので記事にしてみました。
FXがエフェクトのことだとわかっていても、「FX」と書かれると何かが違うのかなと思う人もいるかもしれません。
今回は「FX」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム