作曲テクニック01 〜基礎知識編 コードの重要性〜

こんにちは。マサツムです。

DTMができるようになると、自分の作った曲を形にしたくなってくると思います。
作曲というとどこから手をつけて良いかわからないという人がたくさんいます。
そこで独自の作曲法や曲の作りの考え方などを連載で記事にしてみようと思います。

第1章 基礎知識編

今回は「コードの重要性」です。

説明はわかりやすく、基本的にKey「C」ということで進めていこうと思います。

メロディ(主旋律)を作っただけでも、オリジナルであればそれは作曲になります。
さらにメロディコード(和音)をつけて、曲らしくしていきます。

コードとは音が2音以上同時に鳴ることです。
一般的には3つの音で和音を鳴らします。
コードには「M(メジャー)」「m(マイナー)」「dim(ディミニッシュ)」「7(セブンス)」などなど、たくさんあります。
その中で基本は「M(メジャー)」になり、音の構成は度数*でいうと1度・3度・5度になります。

[ C(シーメジャー)で例えると ]
ド・ミ・ソ
[ Cm(シーマイナー)で例えると ]
ド・♭ミ・ソ 

メジャーは、一般的な表記では「M」を取って表記します。

3つの音の音と音の間隔によって響きが変わっていきます。
コードを大きく2種類に分けると「M(メジャー)」「m(マイナー)」になると覚えておいてください。


*度数というのがコードを説明する上でちょくちょく登場してきます。
度数を詳しく知りたい方はこちらの記事でご覧になれます。

主なコードの種類

<3和音>
「M(メジャー)」「m(マイナー)」「dim(ディミニッシュ)」「aug(オーギュメント)」「sus4(サスフォー)」「-5(フラットファイブ)」etc..
<4和音以上>
「7(セブンス)」「M7(メジャーセブンス)」「m7(マイナーセブンス)」「mM7(マイナー・メジャーセブンス)」「m7(-5)(マイナーセブンス・フラットファイブ)」「6(シックス)」「69(シックスナインス))」「add9(アドナインス)」「9(ナインス)」「11(イレブンス)」「13(サーティーンス)」「m9(マイナーナインス)」「m11(マイナーイレブンス)」「m13(マイナーサーティーンス)」etc..

骨組みは「3コード」

曲によってそれぞれKey(調)があります。
そのKeyによって使われるコードがある程度決まってきます。
骨組みとなるコードは3つ、トニック(主音)ドミナント(属音)サブドミナント(下属音)ルート音(根音)に持つコード、これを曲の3コード(スリーコード)といいます。
まずはこの3コードが大事です!

 [ KeyがCで例えると ]
「C」トニック(主音)/「G」ドミナント(属音)/「F」サブドミナント(下属音)

曲中に出てくる他のコードはほとんど、このスリーコードと関係性があります。
スリーコードを基準に考えれば曲中の全てのコードが繋がると思います。

ま と め

たくさんのコード同士の関係性を理解すれば、曲作りのクオリティが格段(かくだん)にアップします。
良いメロディをさらに良くするのはコード、あるいはコード進行です。
作曲のテクニックはたくさんあるので、独自の作曲方法、考え方を連載していこうと思います!!

次回はコードについてをもっと深堀り(ふかぼり)していこうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム

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