こんにちは。マサツムです。
DTMや楽器のコツをたくさん学ぶのも良いですが、音楽理論を学び基本を理解していくと、今後の長い音楽人生で謎が解けることがたくさんあります。
音の仕組みや歴史、雑学などを混ぜながらわかりやすく紹介していこうと思います!
今回のテーマは「音階(おんかい)」です。
音階とは、スケールの略です。
楽曲にはキー(調)があり、それに合ったスケールをからフレーズを作ることができます。
音階を覚えると作曲・アレンジに大きく役立ちます。
できるだけ分かりやすく説明していこうと思います。
「ドレミファソラシド」
まずは「ドレミファソラシド」で説明していこうと思います。
全てのスケール(音階)コード(和音)は「ドレミファソラシド」を基準に考えるとわかりやすいです。
アルファベットに置き換えて「ドレミファソラシド」→「C D E F G A B C」という描き方、読み方がたくさん出てくるのでこれは必ず覚えましょう!
豆知識
Key「Cメジャー」の曲は「ハ長調」
Key「Aマイナー」の曲は「イ短調」と表します。
アメリカ・イギリス圏では現代音楽で馴染みのある「CDEFGABC」ですが、ドイツでは「CDEFGAHC」、「B」→「H」と表記します。
読み方は「ツェー・デー・エー・エフ・ゲー・アー・ハー」と読みます。
これは現在もクラシック、オーケストラ表記で使われています。
「12音階」
低い「C(ド)」から高い「C(ド)」まで、12音に均等(きんとう)に分けられていることを「12音階」いいます。
音は波形(振動)でできています。
「C(ド)」(主音)を基準にして、5度上(完全五度)の音(12音分けた音でいうと7つ上)の「G(ソ)」の音が波形で一番相性の良い音のなります。
この要領(ようりょう)で
「G(ソ)」を(主音)にした時、5度上の音が「D(レ)」
「D(レ)」を(主音)にした時、5度上の音が「A(ラ)」
「A(ラ)」を(主音)にした時、5度上の音が「E(ミ)」
・
・
・(くり返すと…)
・
・
「A#(ラ#)」を(主音)にした時、5度上の音が「F(ファ)」
「F(ファ)」を(主音)にした時、5度上の音が「C(ド)」
一周して1オクターブ上の「C(ド)」になりました。
出てきた音を並べると12音になります。この方式でできたのが12音階です!
この5度のつながりで一周することを五度圏といいます。
「スケール(音階)」
スケール(音階)とは1オクターブの間で作られる、全音(12音分けた音でいうと2つ上)、半音(12音分けた音でいうと1つ上)で組み立てられた音の並びをいいます。
「ドレミファソラシド」で説明しますと
「ド」「レ」の間が全音アキ
「レ」「ミ」の間が全音アキ
「ミ」「ファ」の間が半音アキ・・・
ド「全」レ「全」ミ「半」ファ「全」ソ「全」ラ「全」シ「半」ド
この並びが基本のCメジャースケール(ハ長調)です。
「ド」から上がっていくと明るい印象に聴こえると思います。
これを「ラ」から始めてピアノの白鍵(はっけん)を弾いていくと
ラ「全」シ「半」ド「全」レ「全」ミ「半」ファ「全」ソ「全」ラ
この並びがAマイナースケール(イ短調)です。
こちらは暗い印象に聴こえると思います。
今回はこの2スケール「メジャースケール」と「マイナースケール」を紹介しましたが、他にもたくさんスケールはあります。
全部説明すると大変長くなってしまうので、またスケールについて特集を組もうと思います。
とりあえずこの2つのスケールを理解すれば、世の中にあるたくさんの曲に当てはまると思います。
ま と め
音階を知れば全ての曲の作りが見えてきてとても役立つと思います!
こんな感じで音楽理論を記事にしていこうと思います!!
次回は「度数」について書こうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム
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