こんにちは。マサツムです。
エレキベースやエレキギターはシールドケーブルがないと音が録れません。
歌もシールドケーブルがないと音が録れません。
キーボードも実音は録れません。
それなのにシールドケーブルが100%素材の音信号を送れないともったいないです。
今回は「シールドケーブル」を分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「シールドケーブル」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
シールドケーブルとは?
シールドケーブル(Shielded Cable)とは、ノイズを遮(さえぎ)りながら導線を用いて音信号を送るケーブルのことをいいます。
「シールド線」「シールドコード」とも呼ばれます。
いろんな楽器、歌の音を伝えるDTMにとっても、大変重要なアクセサリーです。
あまり気にしていない人も多いですが、ものによって音質が変わります。
せっかく良いギターがあっても、シールドケーブルによって100%の音質で信号を送ることができません。
音質を追求する人はシールドケーブルにもしっかり目を向けることをオススメします。
シールドケーブルの構造
シールドケーブルのことをみんな略して「シールド」と呼びますが、シールドとなると役割が全く変わってきます。
シールドは「盾」という意味で、シールドケーブルの中のシールドは、ノイズから音信号を守るという意味があります。
下の図はシールドケーブルの層を表しています。
一般的なものはこの4層になっています。
芯線で音信号を送り、アミアミの導線が盾になってノイズを防いでくれます。
芯線が2つある「2芯ケーブル」にはステレオケーブルなどがあり、3つ穴があるジャックに合うマイクケーブルは「3芯ケーブル」になります。
「S」タイプ「L」タイプ
プラグの部分は「S」ストレートと「L」L字のものがあります。
どちらもストレートの場合はSSタイプ、どちらもL字の場合はLLタイプ、どちらもの場合はSLタイプ、になります。
コンパクトエフェクター同士をつなげる場合は邪魔にならない、LLタイプの短いものを使用する人が多いです。
この短いシールドケーブルを「パッチケーブル」といいます。
シールドケーブルによる音の違い
品質によっても変わってきます。
CANARE
CANAREは大定番で楽器屋にたいてい置いてあります。
リーズナブルで色のバリエーションも多く、値段の割に質も良いです。
BELDEN
こちらも定番の老舗メーカー。
リーズナブルで愛用しているギタリストも多いです。
Ex-pro
MONSTER CABLE
やや高級ケーブルといて有名ですが、メタルやハードロック、ベーシストに人気があります。
SOLID CABLES
高級ケーブルで持った感触からして高級感が伝わります。
しっかりした作りをしています。
ANALYSIS Plus
最高級ケーブル。
こだわりたい人はこちらのケーブルで。
逆にすると音が出ないわけではありません。
メーカーによって違う場合もありますが、たいていメーカーロゴや型番が書いてある方向に左から右へが正しいルートで、若干音抜けが変わってきます。
メンテナンス
専用のものできれいに汚れを落とすことをオススメします。
よくある金メッキが塗られているものは、汚れがたまりにくくなっています。
ま と め
できるだけ良い状態での録音するために、DTMerはシールドケーブルを少しランクの良いものをオススメします。
よく使うものなので、良い物があれば安心してDTMを楽しめます。
今回は「シールドケーブル」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム