こんにちは。マサツムです。
音楽を聴いて心を揺さぶれるポイントにライブ感があります。
ライブの臨場感が伝わると、映像が浮かび世界に入り込むことができます。
「かっこいい」「気持ちいい」の臨場感はいろいろな効果音で作ることができます。
今回は臨場感が伝わるテクニック「フィードバック」を、わかりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「フィードバック」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
フィードバックとは?
フィードバック(Feedback)とは、出力の高いアンプにギターを近づけると、共鳴あるいはハウリングが起きる現象のことをいいます。
フィードバックが起き始めると、徐々に「キーン」や「ヒーン」というような音が発生して、ロックではライブ感のある演出としてよく使われる効果音です。
ピックアップがハウリングを起こしてフィードバックする形もあります。
マイクをスピーカーに向けると「ヒーンヒーン」と耳が痛い音が鳴るように、ギターもノイズとともにハウリングを起こします。
ギターを弾く直前にフィードバックを起こしてから歪んだギターをかき鳴らしたり、ロングトーンのフレーズで音を伸ばしている時にだんだんフィードバックが始まったり、ギターリストにはたまらない演出です。
DTMでフィードバックを作る方法
フィードバックの効果をアレンジに入れたい時はたくさんありますが、DTMで再現するには、かなりアンプを大きな音で出せるスタジオじゃないと、宅録ではなかなかできる音量ではありません。
その場合素材を使うかエフェクターなど機材を使って、それっぽくするという方法で作ります。
マルチ音源ソフトのSPECTRASONICS『Omnisphere 2』に入っている「Lovely Guitar Feedback」というプリセットが、いろんなタイプのフィードバックが出せてリアルなのでオススメです。
フィードバックで遊ぶジミヘン
ジミヘンのギターパフォーマンスは、フィードバックが始まると止まりません。
完全に音を操って遊んでいます。
弦を共鳴させる道具「E-BOW」
弦をピッキングして音を出すのではなく、電気で振動を起こして音を出すことのできる「E-BOW」というアクセサリーがあります。
ホッチキスのような形をした道具で弦に近づけると、弦が共鳴を始め音が出ます。
歪んだ音色のギターに近づけると、フィードバックのような効果を得ることができます。
スタンド型になっているものもあり、右手を使わずに近ついて効果を作ることができます。
バイオリンの弦に振動を与えて音を出す弓のことを「ボウ」といいます。
エレクトリックのボウを略してE-BOWという名前が付けられました。
ま と め
フィードバックはアレンジしているとサビ前など、よく入れたくなってしまいます。
今度、スタジオに行っていろんなパターンのフィードバック素材を録り貯めておこうかと思います!
今回は「フィードバック」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム