こんにちは。マサツムです。
前回からヒット曲の法則に習って作曲していく方法を記事にしていますが、今回も続きで作曲方法を書いていきます。
改めて書きますが、ヒット曲の法則で作曲するにあたって大事なのは、規則で作られた基本の形の楽曲から、どうやって「耳に残る」「心を動かす」曲に持っていくかということです。
今まで僕が書いてきた理論なども取り入れながら説明していきますので、とりあえず、「イントロ」「Aメロ」「Bメロ」「サビ」「エンディング」の1番だけを完成させる目標で進めていきます。
「構成」に「コード」をハメていく
- 「イントロ」・・・8小節
- 「Aメロ」・・・16小節
- 「Bメロ」・・・8小節
- 「サビ」・・・16小節
- 「エンディング」・・・8小節
使用するコードはダイアトニックコードのみです。
コードも1小節に1つずつ置いていきます。
決めた構成フォーマットに沿って1小節に1コードずつ適当に置いてみました。
リズムに合わせてコードを鳴らせば、いちおう曲になっています。
規則に当てはめた解説
上記の当てはめた曲は、全く曲を作ったことのない人からすると、いちおう曲になっているのですごいと思う人もいるかもしれません。
しかしこれは全て規則に沿って型にはめた楽曲になっています。
このコードを流して一回で頭に残るでしょうか?
面白い箇所はあったでしょうか?
そこで考えてみます。
「綱渡り」で例えると、スタートからゴールまで何もなく無事にたどり着いたら、能力はすごいけれど何にも心に残りません。
途中で不安定になり、何度も落ちそうになりながら渡りきったら、感動が倍増してしばらく心に残ります。
「映画」で例えると、最後まで何の事件も起こらず、主人公が幸せになっても何にも心に残りません。
途中でピンチになり、ハラハラドキドキしながら乗り越えて、主人公が幸せになったら一生心に残る映画になったりします。
このようにヒット曲、名曲は安定と不安定をうまく取り入れて、一曲の中に心を揺さぶられるストーリーが作られています。
ま と め
今回のように一度型にハメてみると、音楽のグリッドから外れるということがどんな時かということがよくわかります。
人が耳を傾ける時は、そこには違和感があるからです。
白いキャンパスに黒い点があるから、人は黒い点に目がいくのです。
次回はフォーマットの崩し方がヒット曲につながるという説明をしていこうと思います。
引き続き「ヒット曲の法則で作る作曲法」を書いていくのでよろしくお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム
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