音楽理論を初心者にもわかりやすく03 〜音のピラミッドと定位〜

こんにちは。マサツムです。

DTM楽器のコツをたくさん学ぶのも良いですが、音楽理論を学び基本を理解していくと、今後の長い音楽人生で謎が解けることがたくさんあります
音の仕組みや歴史雑学などを混ぜながらわかりやすく紹介していこうと思います!

今回のテーマは音のピラミッドです。

 

音の役割

楽曲の中には低い音から高い音まで存在します。
人間の耳はだいたい20Hz(ヘルツ)〜20000Hz(20kHz)まで聴こえると言われています。
その中でいろんな楽器の音が混ざり合って楽曲になります。

バランスの良い音の配分は図1ピラミッドのようになっています。

 

マスタリングのコツ
図1

 

HI(4000〜20000Hz)

  • ギター、ブラス、ストリングスなどのハイ成分
  • ハイハット、シンバルなどの金物系
MID(500〜4000Hz)
  • ボーカル、コーラス
  • ピアノ、ギター、ブラス、ストリングスの厚み
  • スネア、タム類。バスドラムのアタック部分
  • ベースの中域からアタック部分
LOW(20〜500Hz)
  • ベース
  • バスドラム
  • ピアノ、ギター、ブラス、ストリングスの低域

 

完全にくっきり分かれているというわけではないですが、大雑把(おおざっぱ)に分けてこんな感じだと思います。
赤く色を変えたところは、中でもその周波数重要な役割をしている楽器です。

この中で互いの楽器と周波数を被(かぶ)らないように譲(ゆず)り合って楽曲にします。
特にMID付近のボーカルの邪魔をしないように楽器の調整、LOWの渋滞を防ぐためのローカットは意識して調整します。

ピラミッドを分析すると、楽曲の音成分はベースの音がかなり重要になっていることがわかります。
パッと聴きは目立たないですが、べースは楽曲全体の音を大きな範囲で一番下から支えています

 

音の定位

続いては「音の定位」です。
スピーカーL(左)とR(右)の2つあります。
音を左右に振ったり、リバーブや音をぼやかして奥行きを作ったりして立体感を作ります。
一般的な歌ものの定位は図2のようなイメージです。

マスタリングのコツ
図2

 

またもやベースがど真ん中で繋(つな)いでいます。
楽曲の中でベースの重要性がよくわかります。

一般的に歌ものは真ん中にボーカル、ベース、ドラムが並んで、ボーカルと被(かぶ)りやすいギターは左右に振られます。
ボーカルが浮きすぎず前に出て、個々の楽器の音の存在感があり、それでいて全体的に迫力がある。これが理想のmixですが、なかなか難しいところです。

 

ま と め

いかがでしたでしょうか?

音の定位周波数の振り分けは質の良いモニタースピーカー小さめのスピーカー聴きなれたヘッドフォンといったそれぞれ特製の違ったもので確認していくとより正確性が増していきます。
いろんな音楽を「音の定位」「周波数」を意識して聴くとmixの上達の近道にもなると思います

このような感じで音楽専門学校で習ったこと、独学で勉強したことを音楽理論として連載記事にしていこうと思います。

次回は「グルーブとスウィング」について記事にしようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム