こんにちは。マサツムです。
今回はサチュレーター softubeの『Harmonics』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
『Harmonics』まずはひとこと。
どんな楽器にも使える味の素!
『Harmonics』の 特徴
- 5つのタイプを選べるディストーション・サウンド
- 入力信号を解析してダイナミクスをコントロールできる
使ってみた感想
とても品質の高いプラグインが多く、人気メーカーsoftubeのプラグインで、僕も大好きなメーカーです。
『Harmonics』はサチュレーション効果をつけることができるプラグインです。
いろいろサチュレーターは持っていますが、このHarmonicsの使用頻度は高いです!
オールマイティでドラム、ベース、ギター、シンセ、ボーカルなど、どんな楽器にも効果的にいい仕事してくれます。
たくさんつまみがあってむずしそうに見えますが、左下にある大きなノブ「DYNAMICS」「DRIVE」「CHARACTER」の3つの調整で結構イメージの音作りができます。
「DRIVE」・・・歪みの量を調整
「CHARACTER」・・・歪みのトーンを調整
ディストーションなどで歪ませると、良くも悪くも音が平坦になり、ダイナミクスが薄れていきます。
しかし、この『Harmonics』に付いている「DYNAMICS」が優れものでダイナミクスを保ちながら歪(ひず)ませることができ、より自然な空間を表現できます。
重厚感やハイの歪みの感じも「CHARACTER」で調整できるし、あとは「DRIVE」で程よい歪み感を調整すれば、とても簡単に質の良いサチュレーション効果をつけることができます。
歪みのタイプも5つから好みのものを選べます。
「TRANSF」・・・中域あたりのアンビエント感が強く、ドラムの迫力が出ます。
「MASTER」・・・効果がナチュラルで、マスタリングに適しています。
「TUBE」・・・真空管の暖かみで、ベースなど厚みをつけられます。
「MODERN」・・・歪みが強く、派手な音作りに効果的です。
ドラムにかけるのが好きなので、実際の音を聴いてみてください!
歪みのタイプは「TRANSF」にしてあります。
サチュレーション効果前
サチュレーション効果後
音質の良さがわかっていただけると思います。
プリセットは少なめですが、どれも的確なプリセットで、近いものを選んで微調整すればさらに簡単に音作りができます。
ココが好き!
サチュレーション効果を加えても音質の劣化があまり感じられない!
自然で気持ちの良い仕上がりにもできる!
気になった点…
少しCPU負荷が高め…。
こんな方にオススメ!
- 楽器の音に少し高級感をつけたい人
- バンドものの楽曲制作が多い人
『Harmonics』の まとめ
まとめとしては
といったところでしょうか?
他のメーカーのサチュレーターもよく使いますが、自然かつダイナミクスがとても良い感じで表現できるので、バンドものの楽曲の時はこの「Harmonics」を使う時が多いです。
あまり派手に歪んたりしない印象なので、派手なサチュレーション効果を求める人はSoundtoysの「Decapitator」などが良いかもしれません。
今回は、「Harmonics」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム