こんにちは。マサツムです。
今回はサチュレーター Soundtoysの「Decapitator」の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
まずはひとこと。
ビンテージのかっこいいサウンドが作れるサチュレーター!
特 徴
- 人気メーカーSoundtoysのサチュレーター
- シンプルかつ簡単操作でサチュレーションを調整
- いろんなビンテージ機器のサチュレーションを選べる
使ってみた感想
人気メーカーSoundtoysの『Decapitator』はサチュレーション効果をつけることができるプラグインです。
使った感触はシンプルで、つまみを回せばその効果がわかりやすく加わり、ボタンを押せばわかりやすく変わるという、サチュレーション効果を使ってみたい初心者の方にもおすすめです!
しかも、プロの方もたくさん愛用している人が多く、とても人気のあるサチュレーターです。
いろんなタイプのサチュレーションを作れるのでオールマイティでドラム、ベース、ギター、シンセ、ボーカルどの楽器にも効果的なサチュレーションをつけてくれます。
5つのタイプのサチュレーションから選べる
僕の使い方の流れは、効果の量や楽器によって下にあるボタンで「STYLE」を選んで、「DRIVE」で歪(ひず)みの量を調整、「LOW CUT」「TONE」「HIGH CUT」で歪みのクセを調整して、「MIX」で原音と混ぜ合わせるという流れです。
「E」・・・EMI TG Channel
「N」・・・Neve 1057
「T」・・・Thermionic Culture Vulture(Triode)
「P」・・・Thermionic Culture Vulture(Pentode)
それぞれが有名な実機で各メーカーがモデリングのプラグインを出しているので、馴染(なじ)みのある人はたくさんいると思います。
一台でいろんなタイプのサチュレーションが選べるのでサクッと音作りするにはとても便利です。
ちなみに左上の「PUNISH」を「ON」にするとさらに歪みが増幅します。
左下の「THUMP」を「ON」にすると中低域のパワーが増幅します。
右下の「STEEP」を「ON」にすると「HIGH CUT」の指定した箇所にレゾナンスがかかりキャラが強くなります。
実際に音でチェック
「STYLE」別でドラムの音を比較してみてください。
「DRIVE」3、「MIX」7、で「LOW CUT」「TONE」「HIGH CUT」は無しの状態です。
サチュレーション効果前
「A」を押したサチュレーション効果
「E」を押したサチュレーション効果
「N」を押したサチュレーション効果
「T」を押したサチュレーション効果
「P」を押したサチュレーション効果
「P」の状態で「PUNISH」を「ON」
『Decapitator』は他のサチュレーターと比べて結構ガッツリかかるので、僕は「MIX」で原音を結構出して使うことが多いです。
もちろん思いっきりサチュレーションサウンドにする場合はかけ方が違います。
そういった個性的なサウンドを作る時にも『Decapitator』は重宝します。
ココが好き!
これ一台でいろんなタイプのサチュレーション効果が手軽にかけれる!
気になった点…
ナチュラルさという点では、もう少しと感じました…。
こんな方にオススメ!
- 何かサチュレーター・プラグインが欲しい人
- ミックスの幅に広がりをつけたい人
ま と め
まとめとしては「便利な家電サチュレーター」といったところでしょうか?
このサチュレーターが一台あれば、いろんなサチュレーション効果が使用できるということで便利な家電という表現をしました。
同じようにいろんなタイプのサチュレーション効果を扱えるsoftubeの「Harmonics」もおすすめです。
しかし、わかりやすく大きな効果を求めるなら「Decapitator」の方が良いかもしれません!
今回は、「Decapitator」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム