こんにちは。マサツムです。
今回はタップ・ディレイ、Overloudの『GEM OTD-2』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
『GEM OTD-2』まずはひとこと。
音が良いタップ・ディレイ!
『GEM OTD-2』の 特徴
- Overloudの人気のGEMシリーズのタップ・ディレイ。
- 6つのタップをステレオで細かく調整。
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使ってみた感想
今回紹介するのは、Overloudの『GEM OTD-2』というプラグインです。
タップ・ディレイはおしゃれな音作りにとても便利で、ビンテージな雰囲気から現代にも使えるエフェクターです。
セッティング次第で面白い効果音や、独特な空気感、伸びのあるリバーブ感まで作れます。
今回の『GEM OTD-2』はすごく細かいところまで調整できるプラグインで、ディレイ音の質感がすごくいいです。
しかし、音作りのイメージに合わせていこうと思っても、なかなかむずかしいプラグインでもあります。
ひとつひとつの機能はものすごくよくできていろんな設定ができるのですが、何か調整するとバランスが崩れがちで、すべてを使いこなすには少し時間がかかるかもしれません。
OUTPUTでとても音作りがしやすいです。
DRYを絞ってディレイ音だけで音作りができるので、とても便利です。
欲をいえば、それぞれバイパスボタンがあるともっとやりやすいと思いました。
TAP ASSICNのスイッチが印象的ですが、6つのスイッチの設定で音質に影響を与えます。
調整は面白いですが、なかなかうまい調整はむずかしいです。
プリセットを参考に!
プリセットの数は多い方ではないですが、的確に用意されているのでプリセットを基準にまずは覚えていくと良いと思います。
『GEM OTD-2』 使い方
❶ 「INPUT」・・・LEVELで入力音量を設定します。信号が「モノラル」か「ステレオ」をスイッチで設定します。
❷ 「OUTPUT」・・・DRYとWETを別々で音量を調整できます。
「AGE ORIGINAL」のツマミも音の質感に大きく影響します。
「NEW」側に振ると高音のキンキンした成分が増え、「OLD」に振ると角が取れる感じです。
どちらの質感も良く、歪んだギターなんかもベストなディレイ音に調整できます。
❸ 「TAP ASSICN」・・・最高で6つ「L」「R」にディレイ音を設定できます。
両端のスイッチでLかRを選択して、文字をクリックでオンオフができます。
LINKを外せば 6×6 の12音を組み合わせて設定できます。
下の「QUANTIZE」ではディレイ音をリズムの音符に合わせることができます。
「ORIGINAL」に振り切れば効果はなしですが、「EVEN」に回していくと徐々にリズムが四捨五入されていきます。
❹ 「REGENERATION」・・・こちらをオンにするとタップ・ディレイ音にショートディレイ効果を加えることができます。
設定によって、より複雑な繊細な残響音を作ることができます。
ここの「HI CUT」や「STEREO MODE」でも質感が変わってきます。
❺ 「DELAY」・・・ディレイ音の長さや揺れの設定ができます。
「MODE」で「STANDARD」にすると短いディレイ、「WIDE」にすると長いディレイになります。
「SYNC」ではDAWのBPMに合わせて、音価の設定で調整ができます。
「FIXED」でディレイタイムが変わってきますが、ピッチ感も変わってきます。
「MIX」で音を揺らす度合いを調整しますが、「SWEEP/SWEEP MOD」で揺れの速さを調整して、この辺でも音の質感を変えることができます。
上記の説明のように音質が変わる要素のパラメーターが多いので、なかなか調整がむずしいですが、深いところまで追い込めて、なおかつ音質が良いので扱えるようになればかなり良いプラグインだと思います。
ココが好き!
音質がいい!
DRYとWETの操作がセパレートされている!
気になった点…
スイッチが小さくて捉えにくい…。
音作りがむずかしい…。
こんな方にオススメ!
- 80年代のディレイ感が好きな人
- いろんなタイプのディレイが欲しい人
『GEM OTD-2』の まとめ
まとめとしては
といったところでしょうか?
タップディレイは個人的には面白い音作りによく使います。
ちょっと操作がむずかしいかもしれませんが、音質は気持ちいいです。
今回は、Overloudの「GEM OTD-2」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
マサツム
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