こんにちは。マサツムです。
DTMの設定で出てくるサンプルレート。
大きい数値で設定すると良い音になる、という認識で設定している人も多いと思います。
それはそれで合っていますが、意味を知るとその関連したワード、設定などが把握できてくるので、とても作業効率が上がると思います。
今回は「サンプルレート」を誰にでも分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「サンプルレート」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
サンプルレートとは?
サンプルレート(Sample rate)とは、時間軸で見た音の解像度のことをいいます。
単位をHz(ヘルツ)で表し、数値の意味は1秒間でどのくらい音をサンプリング(録音)するかという意味になります。
CD基準の44.1kHz(44100Hz)のサンプルレートは1秒間に44100回サンプルされるという意味になります。
「サンプリングレート」「サンプリング周波数」とも呼ばれます。
時間軸の解像度に対して音量の解像度(ビットデプス)は「bit」で表します。
音の解像度
ファミコン画像のような感じです。
音の情報を四捨五入されているということです。
デジタル音をより実音に近づけるためには
しかしこれをできるだけ滑らかにするためにサンプルレートとビットの解像度を上げていくということです。
ハイレゾ音源
映像関係は映画館など大音量で流すことも多く、映像業界の基準はサンプルレート48kHz/解像度16bitになっています。
ハイレゾは人間の耳では判別できない周波数や音量までデータにしていきます。
これはアナログ時代の音楽がなぜ心地良いかというところで、人間の耳では判別できないところに心地よさがあると言われている、音楽の楽しみ方に似ているんじゃないかと思います。
ま と め
音の良い環境で作業をすると、やはり気持ちよく楽しいので、高解像度で作業するエンジニアさんはたくさんいます。
解像度は上げると、もちろんいい音でレコーディングができますが、パソコンのスペックに合わせないとレイテンシーが起きたり、ノイズが発生したりと不具合が出てきます。
CDの企画であったり、ネット上の規制であったりで、良い解像度で作ってもダウンサンプリングしなくてはいけなくなってしまいます。
データもかなり重くなりますので、用途にあったサンプルレートで作業することもおすすめします。
今回は「サンプルレート」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム