こんにちは。マサツムです。
コード(和音)は曲を生み出します。
カラオケの要素はリズムとコードです。
しかし、メロディが作れてもコードが当てられない人はたくさんいます。
そして同じメロディでも、コードを変えてメロディをさらに生かすこともできます。
コードで曲を作れるようになるための入り口、それがスリーコードです。
今回は「スリーコード」を誰にでも分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「スリーコード」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
スリーコードとは?
スリーコード(主要三和音)とは、トニック(主調)、ドミナント(属調)、サブドミナント(下属調)の3つのコードのことをいいます。
楽曲のキー(調)のトニックから数えて5度上のコードがドミナント、4度上のコードがサブドミナントになります。
世の中にある楽曲のほとんどが、この3つのコードを骨組みとして作られていると言っても過言(かごん)ではありません。
楽曲に使われているコードはほとんど、スリーコードの「仲間のコード」であったり「対比のコード」であったりします。
スリーコードを理解すると、一気に楽曲の作り方と構造が把握できてきます。
スリーコードそれぞれの特性
トニック(主音)1度
曲の中でトニックのコードが鳴れば、一番落ち着きます。
ドミナント(属音)5度
曲の中でドミナントが鳴ると、トニックに戻りたい性質を持っています。
サブドミナント(下属音)4度
曲の中でサブドミナントが鳴ると、トニックとドミナントどっちに行こうかなという感じになります。
スリーコード表
トニック | ドミナント | サブドミナント |
C | G | F |
C# | G# | F# |
D | A | G |
D# | A# | G# |
E | B | A |
F | C | A# |
F# | C# | B |
G | D | C |
G# | D# | C# |
A | E | D |
A# | F | D# |
B | F# | E |
まずはスリーコードで作曲
曲を作ったことのない人はまず、スリーコードだけで曲を作ることをおすすめします。
いろんなコードを使ったとしても、スリーコードとの関係性があるので、まずスリーコードで組み立てる感覚をつかむと良いです。
そうすればスリーコードに関わる近親調(同主調、平行調)のコードで大半の曲は作ることができます。
スリーコードでもなかなかメロディがうまくはまらない場合は、トニックとドミナントのツーコードで作るのも良いです。
ま と め
スリーコードだけで作られている曲は世の中にたくさんあります。
昔の童謡など、ツーコードで作られているものもたくさんあります。
スリーコードは基本の基本ですが、感覚をものにするとアドリブにも強くなれます。
今回は「スリーコード」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム