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DTM音楽用語辞典176「ノート」とは?

ノートとは?DTM打ち込み方

こんにちは。マサツムです。

宅録DTMを使って一般的な楽曲を作ろうと思うと、打ち込みの作業は必須になります。

打ち込みのMIDI情報をパソコン上で目で見て把握するために、ノートが必要になってきます。

今回は「ノート」を、わかりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。

ノート」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!

ノートとは?

ノート(Note)とは、日本語に訳すと音符のことを挿し、パソコン上でMIDI情報を分かりやすくしてくれるものです。

DTMでは「MIDIノート」と呼ばれることが多く、MIDI音符ということになります。
「音の高さ」(ピッチ)「音の強さ」(ベロシティ)「音の長さ」(デュレーション)を画面上にMIDIノートを分布することができるということです。

MIDIノートのおかげで、打ち込みを把握してピッチリズムなどの調整がやりやすくなります。

録音後でもノートを調整して簡単に演奏を変えたり、上手に修正したり出来てしまうので、MIDIデータオーディオファイルと違ってとても便利です。

MIDIノートに変換する方法

MIDIノートに変換する方法はいくつかあります。

「リアルタイム録音」と「ステップ録音」を使って自分で作る

まずは自分で作る方法です。
自分で作る演奏情報をノートに変換する方法は2つあります。

楽器を演奏できる人はリアルタイム録音で作っていきます。
レコーディング後でも、マウスでクリックしながら微調整できるので安心して演奏できます。

テクノやエレクトロミュージックのような、型にはまった演奏はステップ録音で作っていくのも良いですが、慣れないと少しむずかしいです。
昔からシーケンサーで打ち込みを作っていた人なら、演奏以上のスピードで打ち込んでいけます。

「音源ソフト」を使って作る

ソフト音源の中には、ソフト内で演奏パターンを組み立てられるものもあります。
ソフト音源ではその楽器に合ったエディットが用意されているものが多いので、作りやすいと思います。
そこで作ったものをDAW上にドラッグすれば、DAWでもそのまま使えます。

中にはプロミュージシャンが演奏したようなサンプルもたくさん入っているものもあるので、そのままドラッグして使用できるのはとても便利です。

「SMF」データを使って作る

MIDIのデータには拡張子が「.mid」のSMF(スタンダード・ミディ・ファイル)というファイルがあります。
データでやり取りする場合は、このデータに書き出してメールなどで送ることができます。
SMFをDAWで開けば、たくさんのMIDI情報が簡単に取り込めます。

素材集などでSMFデータもあるので、そのままインストゥルメントトラックに取り込めば、ソフト音源を立ち上げて色んな演奏が簡単に作れます。

MIDIノートの見方(ピアノロールの見方)

DAW上でノートは、打ち込みをするとインストゥルメントトラックに表示されます。

エディットする時は左側に鍵盤が表示された画面で進めていきます。
この画面を「ピアノロール」といいます。

横が「時間軸」、縦が「音高」になっているので、ノートの配置を見ただけでどんな演奏かがだいたい分かります。

ノートの色の濃さの違いで、「音の強さ」が分かるのも便利です。

「ノート・オン」と「ノート・オフ」

「ノート・オン」と「ノート・オフ」はMIDI信号では大切な情報になります。

音の長さはもちろんですが、ソフト音源によってノート・オンだけに反応する音色や、ドラム音源のシンバルチョーク(手で握って音を止める方法)のタイミングを、ノート・オフで設定するものもあります。

MIDIコントロールチェンジでさらに細かく表現

上記のMIDI情報の他にも、ピッチの動きを手動でオートメーションを書いたり、MIDI CCコントロールチェンジ)を使って細かく表現をつけることができます。

コントロールチェンジは、ものすごくたくさんありますが、良く使うは以下になります。

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ノートのまとめ

MIDI録音はとても便利です。
しかし、最終データとして残す場合は、できればオーディオファイルに変換することをオススメします。

DAWやソフト音源のアップデートで上手く開かなくなって、音色を作り直すということがごくまれにあります。

面倒ですが、大切なセッションファイルは特に、オーディオファイルも作っておいて慎重に保管しておきたいです!

今回は「ノート」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム

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