DTM音楽用語147「ドロップチューニング」とは?

こんにちは。マサツムです。

ヘヴィなサウンドの曲を作ってギターを弾いても、プロのバンドのような迫力のあるサウンドにならないのはなんでだろうと思うことがあるかもしれません。
解決策の一つとしてチューニングが考えられます。

今回は「ドロップチューニング」を、わかりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。

ドロップチューニング」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!

ドロップチューニングとは?

ドロップチューニング(Drop Tuning)とは、低音重心を低くするため、ベース、ギターチューニングを下げることをいいます。

一般的にドロップチューニングというとベース4弦、ギター6弦の一番太い弦チューニングを下げる方法です。
グランジ、オルタナティブロック、ヘヴィメタル
などのジャンルで、90年代頃に流行ったチューニングを変えて演奏する手法です。
特殊チューニングになるので、演奏するには知識と少しの慣れが必要になります。

現在でもドロップチューニングでの演奏レコーディングはたくさんあり、楽曲を聴くとドロップチューニングで作られた楽曲だと分かります。

ドロップDチューニング

ギターのドロップDチューニング
1弦・・・「E」(ミ)
2弦・・・「B」(シ)
3弦・・・「G」(ソ)
4弦・・・「D」(レ)
5弦・・・「A」(ラ)
6弦・・・「D」(
ベースのドロップDチューニング
1弦・・・「G」(ソ)
2弦・・・「D」(レ)
3弦・・・「A」(ラ)
4弦・・・「D」(

ドロップチューニングのデメリット

 

混乱してしまう

標準のチューニングに慣れている人は、太い弦一本だけチューニングが違うということで、フレーズを弾くときは混乱してしまいます。
「開放を弾けば Dの音が出る」「フレット2つ分ずれている」という感覚に切り替えられるかが混乱しないコツです。
ギターのパワーコード(1度と5度)などは逆に、5弦と6弦で指一本で演奏ができ、面白いリフのパターンにつながったりします。

弦のテンション

弦の張りを緩めてチューニングを下げるので、弦のテンションが下がり音の不安定になります。
ドロップDチューニングをよく使うなら、弦を太めのものにするなど対策が必要です。
特にベースは一番下の音域で音程感が安定しないといけないので、ドロップチューニングでも安定する専用の弦もあります。

その度にチューニング

これは仕方ないですが、ライブでは曲ごとにチューニングを変えるのは少し面倒です。
太い弦だけではなく他の弦も微妙にテンションが変わってしまうので、いちおう全弦チェックが必要になってしまいます。
ドロップさせる弦のチューニングは、メーターで合わせるか、7フレットと次の弦の開放を合わせるかというやり方ですが、ワンタッチでチューニングを切り替えられる便利な道具があります。
「PITCH-KEY」といって、弦に取り付けてあらかじめ2つのチューニングを調整しておけば、簡単に切り替えることができる画期的なパーツです。

さらに高度なドロップチューニング

ポピュラードロップチューニングに慣れてきたら、ほかのドロップチューニングに変えて弾く人もいます。
中でもギター1弦の「E」の音も「D」に変える方法があります。
これを「ダブルドロップDチューニング」といいます。

ダブルドロップDチューニング

1弦・・・「D」(
2弦・・・「B」(シ)
3弦・・・「G」(ソ)
4弦・・・「D」(レ)
5弦・・・「A」(ラ)
6弦・・・「D」(

そして、5弦6弦を慣れた運指(うんし)で演奏できるように、5弦ドロップチューニングする方法もあります。

1弦・・・「D」(
2弦・・・「B」(シ)
3弦・・・「G」(ソ)
4弦・・・「D」(レ)
5弦・・・「G」(
6弦・・・「D」(
全部のドロップチューニングして、「ダウンチューニング」状態で弾く人もいます。
1弦・・・「D」(
2弦・・・「A」(
3弦・・・「F」(ファ
4弦・・・「C」(
5弦・・・「G」(
6弦・・・「D」(
ここまでくると、ライブのときはドロップチューニング専用のギターを用意しておいたほうが良いです。
そして、は太めをセットしておかないと不安定になります。
ま と め

今でも楽曲を作ったり、アレンジしたりするときにドロップチューニングはよく使います。

Dのコードがよく出る曲で迫力を作りたいときなど、積極的にドロップチューニングを使ってみてください!

曲の中の世界観が広がるかもしれません。

今回は「ドロップチューニング」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム