こんにちは。マサツムです。
歌のないインストゥルメントなど、楽器のような声が入っていることがあります。
古くからたくさんのアーティストが使ってきたボコーダーは、今でもDTMで重宝され続けています。
今回は「ボコーダー」を、わかりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「ボコーダー」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
ボコーダーとは?
ボコーダー(Vocoder)とは、 声を機械音に変えるシンセサイザーやエフェクターのことをいいます。
声(voice)を符号化(corder)するという言葉をくっつけた造語で、「ボコーダー」あるいは「ヴォコーダー」といいます。
言葉で説明してもどんな音声か伝わらないかもしれませんが、実際に聴いてみると聴き覚えのある声だとわかると思います。
入力された声にフォルマントが加えられ、声が機械のような重なり方をして、いわゆる「ロボットボイス」になります。
もともとは音声通信を圧縮するために作られた技術でしたが、その技術を応用して1970年代後半から楽曲でも取り入れられるようになりました。
テクノに使われている印象が強いですが、当時いろんなアーティストが使用するようになりました。
現在もDTMでプラグインソフトを使って、効果音としてもボコーダーが使われます。
ボコーダーの作り方
ピッチ編集ソフトやサンプラーソフトなどでもロボットボイスは作れますが、専用の機材を使うのが一般的なやり方です。
ボコーダーの機能を使った面白いサウンドが作れる機材もたくさんあります。
ボコーダー機能つきシンセサイザー
ギターベース用ボコーダーエフェクター
DTMにボコーダープラグインソフト
プラグインソフトを使えば、いろいろな効果を加えることができる、イマドキ風のボコーダー効果をつけることができます。
ボーカル用エディットプラグインは簡単にボコーダー効果が作れて便利です。
ボコーダーを使った名曲
Let’s Groove(アースウィンド&ファイアー)
誰もが聴いたことのあるボコーダーフレーズ。
「生麦生卵」と聴こえるで有名なフレーズです。
The Robots(クラフトワーク)
テクノポップ流行の立役者。
ドイツのアーティストですが、日本が大好きで、クラフトワークの曲の中に日本語の単語がたまに出てきます。
テクノポリス(YMO)
全世界に影響を与えた日本を代表するアーティスト、イエロー・マジック・オーケストラ。
ボコーダーをたくさん活用していました。
ま と め
その時代その時代でいろんな機材や音作りが流行して、今につながっているんだなと改めて思います。
ボコーダーは70年代後半にとても流行りましたが、今でもかっこよく新鮮に聴こえるから音楽は面白いです。
今回は「ボコーダー」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム