こんにちは。マサツムです。
今回はディレイ、SoundToysの『EchoBoy Jr.』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
まずはひとこと。
親切な扱いやすい簡易版!
特 徴
- 人気のディレイ「EchoBoy」の簡易版。
- ビンテージ名機のタイプを選べる、ひとつにまとまったディレイ。
使ってみた感想
今回紹介するのは、とても人気のあるプラグインメーカーSoundToysの『EchoBoy Jr.』という、ディレイ・プラグインです。
SoundToysの中でも一番人気?があるEchoBoyの簡易版です。
EchoBoyはとてもよくできたディレイですが、細かい設定などがたくさんあります。
その性能をしっかり受け継いで、シンプルなエディットにしたのが「EchoBoy Jr.」です。
僕は基本的に簡単に音作りできるプラグインが好きで、SoundToysの簡易版も大好きです。
もちろん上位版もどちらも持っている方が良いですが‥。
「EchoBoy」の使いこなす予習で「EchoBoy Jr.」で遊んでみる、という考えでも良いと思います。
かっこ良く気持ちの良いディレイを作るのに最低限のパラメーターで、制作スピードの手助けになります。
簡易版でも頼りになるプリセットはたくさん用意されています!
使い方
❶「MIX」原音とディレイ音の割合を調整。
❷「ECHO TIME」ディレイ音の間隔を調整。
❸「FEEDBACK」ディレイ音の反復回数を調整。
❹「MODE」ディレイの種類を決めます。
広がるディレイ「WIDE」と、左右に振られる「PING-PONG」があります。
どちらもステレオ仕様ではないと効果は出ません。
❺「ECHO TIME」を数値で表示。
「TIME」msec(ミリセック)の時間表示。
「NOTE」音符の長さ、音価で表示。
「DOT」付点音符。
「TRIP」3蓮譜。
❻「GLIDE」ONにすると、❷のECHO TIMEを変化させてアナログテープのピッチの変化を表現できます。
❼ ディレイのタイプを7つの中から選択します。
ビンテージの名機をモデリングしたタイプもあります。
「STUDIO TAPE」・・・Ampex/ATR-102
「PLEX」・・・Maestro/ECHOPLEX EP-3
「SPACE」・・・Roland/RE-201 Space Echo
「CHEAP TAPE」・・・ビンテージ感を強くした質感
「MEMORY」・・・BBD素子を使ったアナログディレイ
「AMBIENT」・・・広がりのあるコーラスディレイ
「TRANSMITTER」・・・無線のような質感
❽ ローカット、ハイカットを調整。
❾ 入力と出力を調整。
「INPUT」を上げると、歪みがかかっていきます。
❿「SATURATION」サチュレーションによる歪み具合を調整。
原音ではなく、ディレイ音に効果があります。
ココが好き!
手軽にこの音質は良い!
サクサク音が決められる!
気になった点…
「GROOVE」「FEEL」は受け継いで欲しかった…。
ピンポンディレイは「EchoBoy」で作った方が良い…。
こんな方にオススメ!
- 簡単なディレイが欲しい人
- かっこいいディレイサウンドを作りたい人
- SoundToysが好きな人
ま と め
まとめとしては「手軽に簡単で気持ち良いディレイ」といったところでしょうか?
とにかく簡単にかっこいい音が作れます。
EchoBoyを知ってしまうと、少しもどかしいところも出てきますが、どちらも持っていて使い分けられたら最高だと思います!
Soundtoysのバンドル「Soundtoys 5」は、とても面白いプラグインが集まっているコレクションです。
今回はその中に収録されている、「EchoBoy Jr.」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム