こんにちは。マサツムです。
今回はコンプレッサーバンドル、wavesの『CLA』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
まずはひとこと。
DTMerならこのバンドルを押さえておこう!
特 徴
- 有名エンジニア、クリス・ロードアルジ監修のコンプレッサー。
- とてもたくさんの人が愛用している、長く人気のあるコンプレッサー
使ってみた感想
今回紹介するのは、wavesの『CLA』というコンプレッサーのバンドルです。
歴史上レコーディングでたくさん使われてきた、重要な3つのコンプレッサーのモデリングバンドルです。
wavesではおなじみのクリス・ロードアルジさん監修のコンプレッサーですが、シグネチャーシリーズとは違います。
3つのコンプのみが入っているバンドルです。
間違いなくDTMを始めてから一番使っているコンプです。
特にCLA-2Aは頻繁(ひんぱん)に使っています。
CLA-2A
「Teletronix LA-2A」のモデリング。
光学式コンプレッサーで温かみのあるサウンド。
光学式コンプレッサーはOPT(オプト)コンプとも呼ばれ、中でもTeletronix LA-2Aはとても人気です。
ほかのメーカーのものもいいものはたくさんありますが、こちらのCLA-2Aは心地よいかかり方で、挿すだけでも好きな音に近づきます。
ボーカル、ストリングスのようなダイナミクスのあるパートに最適です。
ゲインリダクションを見ながら「PEAK REDUCTION」でかかり具合を決めていきます。
オプトコンプはあまりかけすぎないように使うのがオススメです。
CLA-3A
LA-2Aの後継機「LA-3A」のモデリング。
CLA-2Aと同じ光学式コンプレッサー。
高価だった真空管の代わりにトランジスタを使用して作られ、独自のサウンドが人気になっています。
ダイナミクスのあるバートにもよく、ギター、ベースにも使えて音の厚みが出ます。
使い方はCLA-2Aと同じで、ゲインリダクションを見ながら「PEAK REDUCTION」でかかり具合を決めていきます。
ギター、ベースに使う時は「LIMITER」にして「HiFREQ」でハイを抑えて使っています。
CLA-76
「UREI 1176」のモデリング。
素早いアタックとリリースが特徴のFETタイプのコンプレッサー。
パンチのある迫力のある音が作れます。
スネア、カッティングギターのようなアタック感の強いサウンドに最適です。
スレッショルドのしきい値は固定になっていて、「INPUT」を上げていくとスレッショルドにぶつかり、さらに上げていくとコンプがどんどんかかっていきます。
こちらもゲインリダクションを見ながら調整していきます。
アタック・リリースも調整でき、反応の良さが特徴です。
レシオは「4」「8」「12」「20」の4段階の中で決めるプラスで、1176の魅力のひとつでもある「全部押し」という余韻の伸び方が独特なコンプのかかり方のする技があります。
実機は「4」「8」「12」「20」全部のボタンを押して使用しますが、こちらは「ALL」ボタンで再現しています。
CLA-76だけ「BLUEY」と「BLACKY」の2種類用意されていて、「BLUEY」の方がよりパンチ力があります。
スネアやギターのカッティングなどは「BLUEY」を使うことが多いです。
ココが好き!
ミックスで必ず使う3つのタイプが、音楽的に馴染みよく使える!
シンプルで扱いやすい!
気になった点…
ほかのメーカーものと比べると、質感は少し実機と違うような…。
こんな方にオススメ!
- コンプをいろいろ覚えたい人
- 気軽に使えるので、ミックスをする人でもしない人でも
ま と め
まとめとしては「確実に耳に入れて覚えておきたいコンプ」といったところでしょうか?
気になるところに実機と違うと書きましたが、CLAにはCLAの良さがあります。
楽曲に馴染みやすかったりするので、そういった時はCLAを使います。
とりあえず、そんなに高価な価格でもないので、試してみる価値はあると思います!
今回は、「CLA」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム