こんにちは。マサツムです。
楽譜を見ながら演奏をする、ピアニストやバイオリン奏者、クラシック関連の方は、楽譜の記号からいくつかの奏法を学んでいると思います。
あまり楽譜演奏を通っていなくてDTMで作曲・編曲をしている方は、雰囲気で奏法を把握(はあく)している人が多いかもしれません。
しかしこの奏法を理解してMIDIの打ち込み作業をすると、よりリアルな演奏データを作ることができます。
今回は「アーティキュレーション」を誰にでも分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「アーティキュレーション」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
アーティキュレーションとは?
アーティキュレーション(Articulation)とは、音と音のつなぎ目や切り方の表現のことをいいます。
DTMの中ではアーティキュレーションの知識が必要な場面がたくさん出てきます。
楽器にも歌にも関係することで、たくさんの表現方法があります。
これの組み合わせがあることによって音楽の幅、人間味、プロ感というものができてきます。
よく使われるアーティキュレーション
スラー(slur)
音と音をつないで滑らかに演奏する。
奏法はレガートと同じ。
レガート(legato)
音と音をつないで滑らかに演奏する。
奏法はスラーと同じ。
テヌート(tenuto)
音を十分に保って演奏する。
レガート気味に聴こえる。
スタッカート(staccato)
音を短く切って歯切れよく演奏する。
スタッカーティッシモ(staccatissimo)
スタッカートよりも音を鋭く短く切って歯切れよく演奏する。
たくさんあるアーティキュレーション
ポルタート(portato)
ひとつひとつの音を柔らかく区切って演奏する。
ソステヌート(sostenuto)
音を保ちながら抑え気味の速度で演奏する。
マルカート(marcato)
ひとつひとつの音をハッキリ演奏する。
マルテラート(Martellato)
打ちつけるようなスタッカートで奏法する。
ストラッシナンド(strascinando)
音を引きずるようにゆっくりと奏法する。
ま と め
「あの人のスタッカートは休符が生きてる!」とか「あの人のレガートは真似できないセクシーさがある!」など、個性は奏法から出てきます。
今回は「アーティキュレーション」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム