こんにちは。マサツムです。
今回はマイク・シミュレーター、IK Multimediaの『TR5 Mic Room』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
『TR5 Mic Room』のまずはひとこと。
レコーディング・シミュレーション・ゲーム!
『TR5 Mic Room』の 特徴
- 大定番のマイクたちをシミュレートできるプラグイン。
- IK Multimedia「T-RackS 5 MAX」のバンドルに収録。
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使ってみた感想
今回紹介するのは、IK MultimediaのT-RackS 5に収録されている『TR5 Mic Room』というプラグインです。
大定番のマイクの質感にいろいろ変換できる、少し変わった面白いプラグインです。
マイクを使ってレコーディングをたくさん経験している人には、ものすごく楽しめるソフトだと思います。
20種類の有名マイクが用意されていて、さまざまな状況に対応ができます。
例えば、自分の持っているマイクが「Shure 58」の場合、ソースをShure 58に合わせターゲットをコンデンサーマイクに設定すると、コンデンサーマイクで録音したような音に変換されます。
「Shure 58」が何百万円の音質に変えられるということです。
とはいえ、やはりマイク録りはそれぞれマイクをセットして、空気感と一緒に音を録るというところが楽しいところです。
それぞれマイクの特徴をよくとらえているので、レコーディングをイメージしながら選んでいるだけで楽しいです。
TR5 Mic Roomの使い方
操作は非常にシンプルで、録音に使ったマイクと変換したいマイクを選んで、レコーディング環境を設定するだけです。
❶ 「SOURCE」・・・20種類のマイクの中から実際に録音に使ったマイクに近いものを設定します。
❷ 「TARGET」・・・20種類のマイクの中から変換したいマイクを設定します。
❸ 「INPUT GAIN」・・・入力音量を設定します。
❹ 「PROXIMITY」・・・マイク録音にとって重要な近接効果の調整をします。設定で低音の質感が変わってきます。
マイクの種類
Shure® SM58™
Shure® SM57™
Shure® Model 55™
Sennheiser® MD609
Sennheiser® MD441
Sennheiser® MD421
Royer® R121
Old carbon phone capsule
Neumann® U87
Neumann® U67
Neumann® TLM 170
Neumann® CMV-563
Groove Tubes® VELO-8
Groove Tubes® MD1b-FET
Electro-Voice® RE20™
Brauner® VM1
Beyerdynamic® M160
AKG® D20™
AKG® C414
マイクを変換するという使い方ではなくても、音をチェックしながらプリセットの中から好きな質感を選ぶという音作りも良いと思います。
ココが好き!
マイクの勉強になる!
音作りとして使える!
気になった点…
いざ使おうとなると、なかなかむずかしいかも…。
こんな方にオススメ!
- レコーディングをたくさん経験してきた人
- 後処理での音質調整に抵抗がない人
- マイクに詳しい人
- T-RackS 5が好きな人
『TR5 Mic Room』の まとめ
まとめとしては
といったところでしょうか?
さすがに完全にそのマイクというわけにはいきませんが、確かにこのようなソフトがどんどん進化していくと、機材が何もいらなくなる未来が待っているかもしれません。
今回は、IK Multimedia、T-RackS 5の中から「TR5 Mic Room」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
マサツム
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