こんにちは。マサツムです。
今回はレスリー・シミュレーター、IK Multimediaの『T-RackS Leslie』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
『T-RackS Leslie』まずはひとこと。
レスリーの質感が伝わる!
『T-RackS Leslie』の 特徴
- Leslie®公認のロータリー・スピーカーのエミュレーター。
- 5種類のアンプ、6種類のキャビネットで構成。
- IK Multimedia「Leslie Collection」に収録。
使ってみた感想
今回紹介するのは、IK Multimediaの『T-RackS Leslie』というプラグインです。
レスリー・スピーカーを再現したシミュレート・プラグインですが、使おうと思うと使い所はたくさんあります。
そして、実際使ってみると楽しくて気持ちの良いサウンドが作れます。
レスリー・スピーカーとは、ドップラー効果を使って音にビブラート効果をつける、特殊なスピーカーのことをいいます。
「ロータリー・スピーカー」ともいいます。
ハモンドオルガンとの相性が良く、ディープ・パープルをはじめ、スピード感のあるオルガンサウンドをロックサウンドに積極的に取り入れるミュージシャンがたくさんいました。
オルガンだけではなく、エリック・クラプトンやジョージ・ハリスンなど、ギターにも取り入れるギタリストも出てきました。
今回の『T-RackS Leslie』は、そんなロックサウンドをたくさん作ってきたレスリー・スピーカーを、細かいところまで再現できる仕様になっています。
『T-RackS Leslie』 使い方
下の画面が切り替わって、各パラメーターが簡単なイラストで表示されていて、EQ処理も分かりやすく調整することができます。
右上の「BRAKE」をクリックすると、テープ・ストップのようにローターが止まります。❸ ・・・ 実際にあるレスリ・ースピーカーのモデルが6つ用意されています。
「Leslie 122/122A/147」
「Leslie 3300w」
「Leslie G37/Studio 12」
クリックすれば中の構造を見ながら調整ができて楽しいです。
❹ ・・・ 上部に付いている高域の音の変化を作り出す「ホーンローター」の調整ができます。
❺ ・・・ 下部に付いている低域の音の変化を作り出す「ドラムローター」の調整ができます。
❻ ・・・ 出力の調整ができます。
❼ ・・・ プラグインの オン/オフができます。
ココが好き!
レスリー・スピカーに合ったパラメーターで音作りができる!
本物のようにレスリー・スピカーが画面上で動いて、見ながら音が作れるのが嬉しい!
気になった点…
面白く、特にありません…。
こんな方にオススメ!
- 60〜70年代のロックサウンドが好きな人
- アナログなサウンド作りが好きな人
『T-RackS Leslie』の まとめ
まとめとしては
といったところでしょうか?
実際レコーディングスタジオで「ローズ」「オルガン」「ギター」に本物のレスリー・スピーカーを使用してきましたが、本当に気持ちの良いノイズやランダム感が加わります。
今回のプラグインは本当によく再現されていると思います。
T-RackS版とAmpliTube版があり、その2つをバンドルにしたものが「Leslie Collection」になります。
今回は、IK Multimediaの「T-RackS Leslie」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
マサツム