こんにちは。マサツムです。
今回は音声ノイズ除去ソフトの iZotope『RX 7』(Standard)の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
まずはひとこと。
究極のノイズ除去ソフト!
特 徴
- 受賞歴のある優秀な音声ノイズ除去ソフト
- 自動音声処理の機能がたくさん
- 進化し続ける人気のシリーズ
『RX7』使ってみた感想
「Ozone」シリーズで有名な iZotopeノイズ除去ソフト。
ノイズ除去ソフトはDTMerの中でも作家さんはあまり必要性を感じないと思います。
何かひとつノイズ除去ソフトは欲しいなという人は多いと思いますが、このどんどん進化し続ける「RX 7」シリーズはとんでもないポテンシャルなのでオススメです!
録音にノイズはつきものです。
ギターやベースなどは電磁ノイズが入ってしまいます。
歌を録れば電磁ノイズに加えてリップノイズなども入ってしまいます。
実音の中に混ざってしまうとある程度諦めなければならない場面がありますが、この「RX 7」は大抵(たいてい)の問題を解決できる優れものです。
グレードは「Elements」「Standard」「Advanced」の3つに分かれています。
僕の使用しているのは「Standard」ですが、DTMで曲作りをする上ではやりたいことは十分備わっています。
「RX7」グレードの違い
グレードは「Elements」「Standard」「Advanced」の3つに分かれています。
最上位の「Advanced」になると全て使えますが、かなりマニアックなところまで調整できます。
最下位の「Elements」はお試しのようなセットで、残念ながらよく使うのもで入っていないものもあります。
「Standard」はDTMをするにあたっては十分なツールが揃っています。
「RX7」各ソフトの説明
単純なノイズ除去だけではなく、これだけ音声処理のソフトが入っています。
各項目のウィンドウ画面を開いてみました。
中でも僕は「De-click」「De-crackle」「De-ess」「De-plosive」はとても使います。
とても綺麗に仕上がって最初はかなり驚きました。
「Preview」する時「Output ◯◯ Only」にチェックを入れると、除去される成分だけを確認しながらできるので安心して調整できます。
これはとても便利です。
音声分析を確認しながらノイズ除去
実音に重なってどうしても除去しにくいノイズは、音声波形分析画面で手動で除去できます。
そこでノイズの入った場所をチェックすると、これがノイズの元かなと思える箇所が目で見てわかります。
ノイズ除去に諦めた方からどうにかできないかとお願いされて、この方法でノイズ除去をするといつもビックリされます。
そのくらいすごいソフトです。
ココが好き!
手動でやれば最終的にノイズ除去に不可能はほぼない!
自動解析が秀逸!
気になった点…
慣れるまで項目の理解が難しいかも…。
こんな方にオススメ!
- 打ち込みではなく楽器録音をする人
- 歌の録音調整をよくする人
- 音声ファイルを使って最終ミックスまでする人
ま と め
まとめとしては「音声ファイルを綺麗にする高性能掃除機」といったところでしょうか。
何年か前にその年の最優秀プラグインに選ばれたのも納得できます。
使い方が分かればとっても使いやすく、「RX 7」なしではもう作業ができないと言っても大げさじゃありません!
買って損はないと思います。
まだまだ紹介できていない機能はもちろんたくさんありますが、簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム