YAMAHA AW4416とぼく

こんにちは。マサツムです。

ここでは音楽に関わるひとり言をつぶやいていきます。。

MTRとDTM

DTMとは、パソコンで楽を作ることをいいます。その前は宅録といえば、MTRという機材を使って楽器を弾き、リズムマシーンやシーケンサーでミニレコーディングをしていました。パソコンでイラストを書くのと、実際に紙の上にイラストを書くという違いに似ています。紙にイラストを書いていて修正しようとすると、消しゴムで消して書き直す。MTRで録音していて修正しようとすると、パンチ・インで上書きをして録り直す。パソコンでイラストを書くと、やり直しも簡単でコピーペーストで作業効率アップ。パソコンで録音も同じく作業効率アップ。このような違いがあるMTRとDTMですが、MTRの中でもどんどん進化が進んでいきます。

MTRの進化

ぼくがラジカセから宅録をはじめて、「TASCAM PORTASTUDIO 424」「FOSTEX DMT-8」と続き、DTMにつながる最後の宅録マシーン「YAMAHA AW4416」と続いてきました。カセットテープで録音していた「TASCAM PORTASTUDIO 424」の時と比べるとすごい進化で、数値を入力すればコピーペーストもできるし、ピンポン録音もデジタル処理で音の劣化がありません。そしてなんといっても、その機材でCDまで焼けてしまうという「CD完成完結系MTR?」でした。当時は嬉しくてCDを焼きまくっていました。

YAMAHA AW4416の実力

宅録大好き青春時代を送ってきたぼくにとっては「YAMAHA AW4416」の存在が気になって仕方ありませんでした。当時大人になったばかりのぼくは、人生初のローンを組んで購入の道へと進んでいきました。今までのMTRでできなかったこと、フェーダーのオートメーション、素材のループ組み、エフェクトオートバイパスなど、できないことはないくらいの性能でした。完全にミニレコーディング機材でした。

YAMAHA AWから学んだこと

高機能ミニレコーディング機材に進化した「YAMAHA AW4416」ですが、現在のDTMからすると同じ作業をしても作業量は約5倍ぐらいの感覚です。DTMというものがどれだけ優れたレコーディング機材かということがわかります。しかし、現代のいきなりDTMから音楽を作り始めた人と、アナログなレコーディングを経験してきた人の機材やエフェクトの理解度は約5倍ぐらい違うんじゃないかと思います。DTMで簡単にできる操作も、「ここがこうなることがこんなに簡単にできる」と理解できるだけでDTMでのしくみがしっかり把握できます。今考えると作業が大変だった「YAMAHA AW4416」ですが、楽しみながら学んだ知識を考えると、ローンを組んでまで購入した価値ははるかに越えてきたと思います。

「神聖かまってちゃん」というバンドが、最近この「YAMAHA AW4416」でレコーディングをしたという記事を見て、一気にファンになってしまいました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム