こんにちは。マサツムです。
今回も作曲のルール編ということで、曲の仕組みについて記事にしていこうと思います!
今回のテーマは「映画に習え!」の続きです。
説明はわかりやすく、基本的にKeyは「C」ということで進めていこうと思います。
前回のあらすじ表
主人公(男) | Key(調)C |
大親友A(男) | ドミナント(属和音)G |
親友B(男) | サブドミナント(下属和音)F |
それぞれの恋人(女) | リレイティブキー(平行調)Am, Em, Dm |
登場人物の性格
前回、コードにはM(メジャー)とm(マイナー)の2種類に分れていて、映画に例えると登場人物の男性と女性のような分け方という説明をしましたが、正確に言うとM(メジャー)が男性のような強い性格、m(マイナー)が女性のような繊細(せんさい)な性格ということで進めさせていただきます。
例えば‥
映画の中で大親友Aが、繊細な性格になった場面になる。
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曲でいうとドミナントの「G」が「Gm」になる。
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曲でいうとドミナントの「G」が「Gm」になる。
映画の中で親友Bの恋人が、強い性格になった場面になる。
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曲でいうとサブドミナントの平行調の「Dm」が「D」になる。
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曲でいうとサブドミナントの平行調の「Dm」が「D」になる。
このように曲中でコードのM(メジャー)がm(マイナー)に、逆のm(マイナー)がM(メジャー)になることはよくあります。
しかし、その場合はKeyのダイアトニックスケールから外れた音(ノンダイアトニックスケール)を使用するので、聴いていて「おぉ!雰囲気が変わった!」と思わせる効果があります。
おしゃれアイテム
登場人物もおしゃれなものを持っていると映画自体の色が変わっていきます。
テンションノート(9th・11th・13th)が映画でいうおしゃれアイテムだと思っています。
例えば‥
アイテムを入れるカバンが7(セブンス)とします。
メガネ = 9(ナインス)
帽子 = 11(イレブンス)
マフラー = 13(サーティーンス)
メガネ = 9(ナインス)
帽子 = 11(イレブンス)
マフラー = 13(サーティーンス)
として当てはめてみます。
セブンスはテンションコードにとって繋(つな)ぎ目になり、とても重要な音なのでカバンに例えました。
親友Bがメガネだけかけて登場。
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ファ ラ ド ソ
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ファ ラ ド ソ
大親友Aがカバンを持ってメガネをかけて登場。
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ソ シ レ ファ ラ
ナインスはセブンスの音(ファ)が入るけど表記はしません。
「G79」とは書きません。
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ソ シ レ ファ ラ
ナインスはセブンスの音(ファ)が入るけど表記はしません。
「G79」とは書きません。
親友Bの恋人がカバンを持ってメガネと帽子とマフラーを付けて登場。
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レ ファ ラ ド ミ ソ シ
サーティーンスはセブンス、ナインス、イレブンスの音(ド・ミ・ソ)が入るけど表記はしません。
「Dm791113」とは書きません。
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レ ファ ラ ド ミ ソ シ
サーティーンスはセブンス、ナインス、イレブンスの音(ド・ミ・ソ)が入るけど表記はしません。
「Dm791113」とは書きません。
映画の中で登場人物が場面場面で違うアイテムを身に付けていると、観た後にも印象に残ります。
そして絵的にもオシャレになったりします。
そして絵的にもオシャレになったりします。
楽曲でも同じコードで少しテンションノートが入ると引っかかって耳に残ります。
そしてオシャレな雰囲気になったりもします。
そしてオシャレな雰囲気になったりもします。
ま と め
コードの役割がだいぶ映画と一致してきました。
映画を組み立てるようにストーリーを作っていけば、曲もコードに対してのメロディができてくると思います!
次回も「映画に習え!」の続きを書いていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム
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