こんにちは。マサツムです。
今回はAI自動処理コンプレッサー、sonibleの『smart:comp』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
まずはひとこと。
便利なのはAIだけじゃない!
特 徴
- ワンクリックでAIが楽器に適切なコンプ設定を自動処理
- AI自動処理だけではなく多機能なコンプレッサー
- 視覚的に操作できるエディット
使ってみた感想
最近DTMの中でもAI処理や自動制作ソフトなどが流行っていますが、「smart:comp」は楽器にあったコンプを自動で設定してくれるAI.搭載インテリジェントコンプです。
AI自動設定はプリセットは少なめですが、調整したいトラックに合った楽器を選んで、音を流しながらRecボタンを押すと5秒くらいで終わります。
AIの機能を使った感想は、ほど良くいい感じに設定してくれます。
もっと強くかけたい人はAI設定を基準に、その後微調整すれば良いのでコンプ設定がわからない人にはとてもおすすめです。
ゲインリダクション(どのくらいコンプがかかっているか)が音を流しながら、リアルタイムで波形が見れてわかりやすいです。
スレッショルド、レシオもこれを見ながら設定すると役割がわかりコンプの扱いがうまくなると思います。
エディットの下の画面には周波数帯域でどの辺りが強くかかっているかがわかって便利です。
これはあまりほかのコンプにない便利な機能です。
左の設定バーにある三角をクリックすれば、小窓の設定画面が出てきて、周波数のどの辺りを狙うか設定できます。
ここでは「アタック」「リリース」の設定のほか、それぞれの「ホールド」「シャープ」が設定できます。
「ホールド」「シャープ」は最初はあまり気にしなくても良いかもしれませんが、これもほかのコンプではあまりありません。
コンプ感を追求するときは便利です。
そして、僕がこれは良いと思ったのが、サイドチェインのわかりやすさです。
これも周波数でぶつかる音を避けてサイドチェインの効果、コンプをかけてくれます。
すごく繊細に反応してくれている印象で、リアルタイムで調整すると、波形が見れて非常にわかりやすいです。
こちらもサイドチェインの設定がわからない人もすごく勉強になると思います。
ココが好き!
AI自動設定がなかなか良い!
コンプの欲しい機能は揃っている!
サイドチェインを安心して設定できる!
気になった点…
初心者にはもう少しプリセットが欲しいかも…。
こんな方にオススメ!
- コンプの設定に自信がない人
- サイドチェインの設定に自信がない人
ま と め
まとめとしては「コンプもAI処理で作業時間を短縮」といったところでしょうか?
デジタルコンプの最初の処理的な使い方にはとても重宝します。
機能としては十分満足です。
コンプの扱いが苦手な人にはいろんなことが分かるコンプなので、使い慣れたデジタルコンプがまだない人は買って損はないと思います!
まだまだ紹介できていない機能はもちろんたくさんありますが、「smart:comp」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム