こんにちは。マサツムです。
DTMで音のやりとりする場合、音のファイルデータにしてやりとりをします。
拡張子(データのファイル形式)がたくさんあり、どの形式が良いのか迷われる方が結構いらっしゃいます。
今回は「WAVファイル」を誰にでも分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「WAVファイル」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
WAVファイルとは?
WAVファイル(wav file)とは、圧縮することなく、高音質のままのデータ化したファイルのことをいいます。
「ワブ」「ウェイブ」と呼ばれます。
正式には「wave」ですが、拡張子を「.wav」と書くためwav(ワブ)ファイルと呼ばれるようになりました。
DTMでのオーディオデータのやりとりは、音をファイルデータにしなければいけません。
作業途中のトラックデータなどは、音質の劣化がないwavファイルでやりとりするのが一般的です。
完成データもwavファイルで作りますが、とても重いという欠点があります。
5分の音楽データで100MB近くになります。
チェック用のファイルだったり、TwitterやTikTokなどネット上のBGMなどは圧縮データのmp3の方が良い場合が多いです。
音ファイルデータの種類
ファイルデータの種類は「非圧縮音声」「非可逆圧縮音声」「可逆圧縮音声フォーマット」に分けられます。
僕自身、良く扱うファイル、良く見かける拡張子を以下に記載します。
非圧縮音声
WAV
拡張子:「.wav」
一般的に良く使われる高音質のデータ
AIFF
拡張子:「.aiff」「.aif」「.aifc」「.afc」
Mac専用の高音質のデータ
非可逆圧縮音声
mp3
拡張子:「.mp3」
一般的に使われる圧縮されたデータ
AAC
拡張子:「.aac」「.3gp」「m4a」「.avi」「.mov」「.mkv」
良く使われる圧縮データでmp3より圧縮率が良い
wma
拡張子:「.wma」「.asf」
Windows専用の圧縮データ
mp4
拡張子:「.mp4」
画像も格納できる圧縮データ
可逆圧縮音声フォーマット
FLAC
拡張子:「.flac」
元のデータを復元できる圧縮されたデータ
音の確認だけなら、「QuickTime Player」で確認できる場合があります。
ま と め
DTMで音楽作業をしていてたくさんの人とやりとりをしている中、いろんなファイル形式でやりとりをします。
基本的に可能ならばWAVファイルでのやりとりをお願いしますが、どうしてもこのmp3のデータを使いたいという場面も少なくありません。
画像を扱う人とやりとりするときは音のデータですが「mp4」でやりとりという場合もあります。
僕はMacを使っていますが、Windowsで作業されている方はよく「wma」のファイルで送られてきます。
一度mp3などの圧縮されたファイルにしてしまうと元の高音質には戻せないので、DTMでの作業は音質を落とさないまま進めていきたいです。
今回は「WAVファイル」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム