DTM音楽用語辞典050「リズム」とは?

こんにちは。マサツムです。

音楽の三要素「メロディ(旋律)」「ハーモニー(和声)」「リズム(律動)」です。

中でも僕は最後の「リズム」というのが、どの楽器(歌も含め)にも最重要だと思っています。

リズムが悪いとカッコ良い演奏にはなりません。

今回は「リズム」の重要性といろいろな種類を、誰にでも分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。

リズム」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!

リズムとは?

リズム(rhythm)とは、強弱をつけたを、時間軸において一定の間隔反復することをいいます。

反復の中でパターンの違いで「サンバ」「ラテン」「ボサノバ」「ディスコ」「ロック」「ワルツ」など、すごくたくさんのジャンルがあります。

の捉(とら)え方の違いから「スウィング」「沖縄民謡」「シャッフル」などのニュアンス種類が変わってきます。

リズムは全ての楽器に関わってくるとっても大切な項目です。

いろんなビート

リズムというのはみなさん当たり前のように頭でわかっていることなので、あえて説明するのはむずしいです。

リズムにはパターンがたくさんあります。
ビートを組み合わせて作ろうと思えば、リズムパターン無限大です。

基本の2ビート

まずは基本の4/4拍子でどんなパターンがあるか確認してみてください。

2ビートのしくみ

「カントリー」「ラグタイム」、ゆっくりなテンポだと「ジャズ」などで使われます。

基本の4ビート

4ビートのしくみ

「ディスコ」「EDM」などで使われます。

基本の8ビート

8ビートのしくみ

「ロック」「ポップス」などで使われます。

基本の16ビート

16ビートのしくみ

 

「ファンク」「ダンスミュージック」「テクノ」などで使われます。

バラードやHIP-HOPなどのスローテンポの曲に32ビートのハットを入れるという曲もあります。

シャッフルとスウィングのしくみ

リズムを指示する時によく「跳ねる」という表現を使います。

これは「シャッフル」のことをいいます。

「もっと跳ねて」と言われたら、もっとシャッフルを強く出すということです。

シャッフルの感覚は人それぞれ違いますが、基本的には3蓮符の真ん中を抜いたリズムです。

それによって裏拍が後ろに移動します。

言葉で書くと
「タッタタッタタッタタッタ」
というリズムです。

そして、基本のビートの時に「もう少し跳ねて」と言われたら、そのリズムスウィングです。

これによって、グルーヴ人間味が出てより体感に良いリズムに近づきます。

スウィングとシャッフルをイラストで説明

スウィングとシャッフルの違い

シャッフルの比率が6対4あたりになると、沖縄民謡のようなノリになります。
ま と め
リズムに関してはまだまだ奥深いです。
今回の記事だけでは説明しきれません。
そしてこの音楽に重要なリズムをたくさんパターンを覚えるには
  1. いろんな音楽を聴く
  2. たくさんのリズムパターンで作曲をする

これしかありません!

リズムを意識しながら音楽を聴く、作曲をするというだけで、ずいぶん違うと思うので試してみてください!

今回は「リズム」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム