音楽、DTMの中でいろいろな奏法を知ることは、耳を引くフレーズを作れたり、アレンジをワンランク上げることができます。
その中でもポルタメントは、とても耳を引くフレーズを作れる手法です。
DTMでシンセを扱う場合にも、よく使う効果なので把握しておいたほうがよいワードです。
今回は「ポルタメント」をわかりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「ポルタメント」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
ポルタメントとは?
ポルタメント(portamento)とは、音程の違う高さの音と音をなめらかにつなぐことをいいます。
バイオリン、ベース、ギター、シンセ、歌では、この奏法がよく使われます。
DTMではポルタメントのニュアンスを少し入れると、そこに人間味が出てきます。
楽器や歌でやりすぎると、クセが強くなってしまいますが、シンセではよりシンセらしい雰囲気が出せたりします。
主にシンセの音作りでポルタメントというワードはよく出てきます。
ピアノや木琴のような音階で区切られている楽器は、細かいポルタメントの表現はできません。
ポルタメントの奏法
ポルタメントの奏法は色々あります。
バイオリン、ベース、ギターのような楽器は基本的にグリッサンド(スライド)で音をつなぎます。
ギターではチョーキングで音をつなぐ方法もあり、キーボードではピッチベンドを使って音をなめらかにつなぐことができます。
チョーキングとピッチベンドは、出力した音の音程を変えるという奏法なので、音と音をつなぐという意味ではグリッサンドの方が合っていると思います。
管楽器ではトロンボーンがスライド官でポルタメント効果を作れます。
特殊な楽器でいうとテルミンは常にポルタメントの状態で音程を変えていきます。
歌でイメージすると分かりやすいですが、ポルタメントを強調すると抑揚が出てきます。
シンセ音作りでのポルタメント設定
シンセでももちろん、ピッチベンドでポルタメント奏法はできますが、音色作りの設定に関わってくるポルタメントは、楽器とは少し意味が異なります。
「Glide」(グライド)という表記の場合が多いですが、ポルタメントのパラメーターになってきます。
シンセには「ポリモード」と「モノモード」があり、ポルタメント効果を出す設定にする場合は「モノモード」にします。
- 「ポリモード」・・・同時に複数音を出力可能。
- 「モノモード」・・・常に単音だけを出力。
「モノモード」にしておくと、一つの音を鍵盤で出力しながら、他の音程の鍵盤を押すと、後から弾いた音だけが出力され、音が重なることはありません。
この時ポルタメント(グライド)の設定でゆっくり音がつながるか、速く音がつながるかの設定ができます。
これにより音色のニュアンスが全く変わってきます。
ポルタメントゆっくり
ポルタメント速い
ポルタメントのまとめ
シンセを使ってガンガン曲を作る人には、ポルタメントは重要なパラメーターなので必ず覚えておいた方が良いです。
「レゾナンス」「カットオフ」などのパラメーターと組み合わせれば、シンセらしい攻撃的な動く音も作れます。
DTMではこういったパラメーターをどんどん覚えていくと、アレンジに役立ちます!
今回は「ポルタメント」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム