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『S1 Stereo Imager』ステレオ処理が簡単にできてしまうツール! 使ってみた・使い方レビュー

S1 Stereo Imager使い方レビュー

こんにちは。マサツムです。

今回はステレオ処理プラグインwavesの『S1 Stereo Imagerの使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!

まずはひとこと。

音がスピーカーの向こうから聴こえる!

特 徴

 

使ってみた感想

今回紹介するのは、wavesS1 Stereo Imagerというプラグインです。

スピーカー音楽を聴いていて、たまにスピーカーよりもさらに広がったところでが聴こえたことはありませんか?

LRいっぱいに楽器を振っても、そこまでは広がりません。
どうやって広がりを作るかというと位相のズレを使ってコントロールします。

昔はいろんなエフェクトを使って手作業で効果を作っていましたが、それが簡単かつ大きな効果を作ることができるソフトS1 Stereo Imager』です。

効果が面白く、ついつい使い過ぎてしまいがちなプラグインですが、広がる反面、音が平たくなり音圧が上がりにくくなる場合があります。
いろんなトラックで使うと、位相の把握もむずかしくなるので、慣れるまで使い過ぎは注意です。

しかしながら、広がりを付けたいというパートには、本当にすごい効果を発揮してくれます。
個人的にはシンセPadや、LRに振ったギターなどに使っています。

S1 Stereo Imager』は「Shuffler」「Imager」「MS Matrix」3つツールがあります。
これらのプラグインは基本的にステレオデータのものに効果を作っていきます。

Shuffler

位相を使って左右に広がりを作ってくれるプラグインです。
初めて使う人はこの効果に感動されると思います。

「Width」を上げるだけで面白いように音が広がっていきます。

「Shuffle」では左右に広げにくい低域の割合を調整でき、「Freq」でその周波数を決めることができます。
下の「Bass Trim」では低域の微調整ができます。

真ん中下の「Asymmetry」では左右非対称でパンニングができ、「Rotation」では広がりを作ったままの状態でパンニングができます。
エディット画面上を見ると、実際の効果がわかりやすく動いてくれます。

Imager

「Shuffle」の簡易版で、シンプルに広がりの効果、左右のバランス調整できます。
少し広がりをつけたいときなど、これでも十分効果を加えることができます。

MS Matrix

上記の2つとは全く使い勝手の違うプラグインです。
パラメーターはなく通すだけで、LRの2mixがMidとSideに分かれてくれるプラグインです。
これによってMS機能の付いていないプラグインと一緒に使えばMS処理ができるようになります。
現在はもともとMS処理機能が付いているものが多いので、この「MS Matrix」を使う人は少なくなっていると思います。

ココが好き!

簡単でわかりやすく効果も大きい!

面白いくらい広がってくれる!

気になった点…

プラグインの気になるところではないですが、使い過ぎは本当に注意です…。

こんな方にオススメ!

ま と め

まとめとしては「誰にでもわかる広がる効果を作るプラグイン」といったところでしょうか?

ステレオイメージャーのこの効果を知ると、ミックスの知識が広がり、楽しくなります。
「使い過ぎ注意」ということを頭に入れていろいろ試してみると、使いどころが見えてくると思います。

今回は、「S1 Stereo Imager」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム

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