作詞テクニック04 〜「倒置法」と「反復法」で思いを強く伝える〜

こんにちは。マサツムです。

作詞というのは「作曲」「編曲」「DTM」と違って、誰にでもできます。
形にすることは誰にでもできます。その中で少し手を加えれば耳に残る、心に残る「詞」ができてきます。

このページでは僕が長年メジャーでたくさんの作詞をしてきて感じたこと、経験したことを記事にしていこうと思います!

歌詞の中で伝えたいことをより強くする方法はいくつかあります。
よく使われる方法として「倒置法(とうちほう)「反復法(はんぷくほう)があります。
今回はこの方法を上手く使いこなす手段や、やってはいけないことなどを書いてみようと思います!

今回のテーマは『思いを強く伝えるために』です。

言いたいことを先に言う「倒置法」

倒置法とは結論を先に言ってしまう手法です
頭に結論を持ってくると聴いている人の耳をつかみます。

例文

「夜空の星が輝いた。」輝いた、夜空の星が。
「あの街へ行ってみたい。」行ってみたい、あの街へ。
「キミのこと愛してる。」愛してる、キミのこと。」

例文のように「◯◯です!◯◯だから」と言われると、聴き手えっ!?あぁ、はいはい!となって心が動かされます。
ということは気付かないうちに心に残りやすいということです。

歌で例文

咲いた咲いた(えっ!?)チューリップの花が(あぁ、はいはい!
並んだ並んだ(えっ!?)赤白黄色(あぁ、はいはい!

チューリップで例をあげましたが
J-popのなかでも「倒置法」が突然出てくると
聴き手が自然と耳をかたむけます

 

注意
乱用は禁物です!
使いすぎると文章全体で何を言いたいのか伝わりにくくなります。

 

耳に残る「反復法」

反復法とは同じ言葉を繰り返して、インパクトをつける手法です。
一度聴いたら耳に残る、とても有効な手段です。

例文

僕は何度も何度も言った。
それは辛い辛い出来事だ。
キミのことをとてもとても愛してる。

例文のように2回繰り返す程度は歌詞の中で使いやすく、たくさんの人が取り入れています。
たくさん反復させるのは、いざ歌詞に合わせようとすると勇気がいります。

歌で例文

Let it be, let it be, let it be, let it be
Yeah, there will be an answer let it be
リンダ リンダ リンダ リンダ リンダ リンダ リンダ リンダ リンダ リンダ
飛んで 飛んで 飛んで 飛んで 飛んで 飛んで 飛んで 飛んで 飛んで
回って 回って 回って 回る
注意
上記の歌たちは言葉とメロディーが気持ちよくハマっていて、とても良い例ですが、言葉のチョイスとイントネーションに気をつけないと、いい印象になりません。

 

 

ま と め

いかがでしたでしょうか?

日常の会話の中で「出来たー!難しい問題なのに!」など、興奮すると先に結論を言って、自然と倒置法を使っています
「それはない、ない、ない。」や「いや、いや、いや、待って、待って、待って」という風に、興奮すると単語を繰り返し、自然と反復法を使っています
ということはこれらの手段を使うと感情が伝わりやすいということです。

倒置法」「反復法」はポイントポイントで上手く使えば、料理でいう調味料的な役割をしてくれると思います。
使いすぎると濃くなってしまうのでお気をつけください!

他にも大切だと思うことがたくさんあるので
次回も引き続き「作詞テクニック」をお伝えしようと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム