作詞テクニック01 〜母音を知る〜

こんにちは。マサツムです。

作詞というのは「作曲」「編曲」「DTM」と違って、誰にでも出来るということです。
形にすることは誰にでもできます。その中で少し手を加えれば耳に残る、心に残る「詞」ができてきます。

このページでは僕が長年メジャーでたくさんの作詞をしてきて感じたこと、経験したことを記事にしていこうと思います!

今回のテーマは『母音を知る』です。

 

「個性がバラバラな5つの母音」

歌にとって母音はとっても重要で曲の印象も変えてしまいます。
楽器です。言葉音色です。
楽器も音色が変われば曲の印象が変わります。歌も言葉が変われば表情が変わります。

母音それぞれの特徴

「あ」(a)・・・大きくインパクトのある声が出せる
「い」(i)・・・キャラクターが出しやすく響く声が出る
「う」(u)・・・大きさ、高さが出にくいが、裏声は出しやすい
「え」(e)・・・発音が難しく優しい響きになる
「お」(o)・・・低音が出しやすく響きやすい

なかなか上記をふまえながら歌詞を書くのは難しいですが、歌いながら作れると自然に良い使い分けができると思います。

 

「特徴を場所によって使い分ける」

母音をAメロ、Bメロ、サビ‥場所によってうまく使い分ければ、曲に抑揚(よくよう)ができて印象に残りやすくなります。
特にサビの最初や最後の決め台詞など、聴こえ方の言葉選びは大事です。
母音を意識して単語を選んでいる作家さんはたくさんいます。

使い方の一例として‥

Aメロは大人しく低音を響かせる「う」「お」の母音を多めに使う・・・
ぼくのことを」「このおも」「とうおうなど

サビ頭などはインパクトをつけるために「あ」の母音を使う・・・
いしてる〜」「ぁ、いこう!」「けないで」など

盛り上がりの高い伸ばすところで「い」の母音を使う・・・
「嬉しい〜」「君が好き〜」「始まり〜など

最後は優しく包む「え」の母音を使う・・・
「大好きな君へ‥」「笑って‥」「前へ進め‥など

曲調にもよるので上記にあげたものは一例ですが、母音の使い分けによって出しやすい言葉と雰囲気を作れる言葉というように使い分けることができます。
歌をイメージしながら作詞をしてみれば、意外と自然にできているということもありますが、意識して作詞すれば、メロディの良さを引き出すことができると思います!

 

ま と め

いかがでしたでしょうか?

「母音」によって言葉のリズムが作られていると思っています。
多分たくさん歌詞を書いている人には自然にできていることだと思うのですが、行き詰まった時に少し母音の位置を変えてみるなどすれば新しい言葉が生まれてくることがあると思います。

作詞の考え方はみなさんそれぞれだと思うので、違う意見をお持ちの方もいるとは思いますが、僕の見解(けんかい)で書いていますので、何卒ご了承ください。

僕自身いままで何百曲も作詞をしてきて、たくさんの曲を世の中に発信してきました。
プロデューサーやディレクターにご指摘を受けながら、メジャーアーティストにも作詞作曲の提供をしてきました。
その中での経験を記事にして、少しでもみなさんのお役に立ててればと思っています。

他にも大切だと思うことがたくさんあるので、次回も引き続き「作詞テクニック」をお伝えしようと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム